京都府の交通事故の件数
2018年の1年間における京都府内の交通事故状況は以下の通りです。
交通事故数 | 6,147件 |
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交通事故負傷者数 | 7,258人 |
交通事故死者数 | 52人(前年比-14人) |
10万人あたりの死者数 | 2.00人 |
高齢者の比率 |
京都府は47都道府県中13番目に人口が多い地域ですが、平成28年度の交通事故による死者数は28番目と比較的少ないようです。また、死亡事故発生率についても0.74%と全国33位で非常に低い数値です。また人口1000人当たりの交通事故発生率についても3.10%で全国31位と交通事故については優秀な都道府県と言えるかもしれません。
京都府の交通事故の特徴
京都府は日本でも有数の観光地であり、普段は運転したことがないドライバーが多いにもかかわらず、交通事故の発生件数、死亡事故発生件数、発生率ともに低く、交通事故については非常に優秀な都道府県と言ってよいでしょう。京都は古き良き情緒を残したまちづくりとなっており、通りも碁盤の目のようにきれいに通っているため、比較的見通しが良く、一方通行が多い割には交通事故が少ないようです。
ただ、金閣寺、銀閣寺、清水寺、二条城、平等院鳳凰堂、嵐山、祇園など観光名所付近の交差点については、脇見運転するドライバーが多いようですので注意が必要です。
観光地だからこそ、運転マナーに気をつけよう
京都は世界的に見ても有名な観光スポットとなりました。特に、清水寺、金閣寺、銀閣寺、平等院鳳凰堂、二条城、祇園、嵐山などのエリアについては、外国人がレンタカーで慣れない日本の土地を運転している場合もあります。そのため地元の人は、周りの車の動きに十分注意すべきでしょう。
ちなみに、最近増えている中国人観光客については、ジュネーブ条約に加盟していないため、中国の免許証では日本の公道を運転することはできません。ただ、観光地付近を歩いている外国人観光客は、道路を横断するときも注意が散漫なため、ドライバーはそういった動きにも気を配りましょう。
京都府の交通事故が多い交差点
京都府内の平成28年度における交通死亡事故発生件数については、60件中24件が京都市域(北区、上京区、左京区、中京区、東山区、山科区、下京区、南区、右京区、西京区)で発生しており、京都府内の40%が京都市域で発生しています。そして次に多いのが山城地域(宇治市、長岡京市、八幡市、京田辺市、木津川市、久御山町)で14件です。
なお、京都府内で交通事故が多い交差点は以下の通りです。
川端五条交差点
京都府京都市東山区問屋町通五条にある四差路交差点です。
東西に国道1号線五条通りが通っており、鴨川を渡ったところで京阪本線沿いの道路と交差しています。また、清水五条駅があるため人通りも多く、五条通りの先には言わずと知れた観光名所の清水寺、仁王門、三重塔、音羽の滝などがあるため、観光客が乗った車なども多く通行します。そのため、観光気分で車窓から脇見運転をするドライバーが多く、追突事故などの原因となっています。
国道1号名神第1出口流出路交差点
京都府京都市南区上鳥羽火打形町にある三叉路交差点です。
名神高速道路の京都南料金所出口にある交差点で、高速道路を降りてすぐ新城南宮道と交差するため、交差点待ちをしている車に対する追突事故がとにかく多いようです。また国道1号線京阪国道についてももともと交通量が多いため、運転する際には注意が必要です。
四条堀川交差点
京都府京都市下京区四条通堀川西入唐津屋町にある四差路交差点です。
東西に四条通が通っており、南北に通っている県道38号線堀川通りと交差しています。どちらも交通量が多いため、渋滞が発生しやすいのと、信号待ちの車に対する前方不注意の追突事故が発生しやすい傾向です。
観光名所の二条城に向かう観光客や、烏丸に向かう車で混み合います。
五条堀川交差点
京都府京都市下京区堀川五条にある四差路交差点です。
ここは東西に通っている五条通と堀川通が交差する地点で、道路幅も非常に大きいため交通量も多く、交通事故が多い地点です。五条から二条城方面に向かう右折車や、下五条町方面から西本願寺方面に向かう右折車による右折事故が多く発生しています。
堀川御池交差点
京都府京都市中京区東堀川通御池にある四差路交差点です。
ここは先ほどの四条堀川交差点から直線で北にある交差点で、すぐ隣が二条城です。そのため、御池通から東堀川通へ左折する車が多いため、左折事故が多く発生しています。また、交通量自体も多いため、信号待ちの追突事故や、二条城などを脇見運転するドライバーが多いようです。
弁護士会の概要
弁護士会の名称:京都弁護士会
登録弁護士数:会員数732名(2016年4月1日現在 )
法人会員32名
京都弁護士会館
京都府京都市中京区富小路通丸太町下ル
075-231-2378
京都駅前法律相談センター
京都府京都市下京区東塩小路町579−1 山崎メディカルビル6階
075-231-2378
南部法律相談センター
京都府木津川市木津宮ノ堀149
075-231-2378
京田辺相談所
京都府京田辺市田辺中央4丁目3−3 CIK ビル
075-231-2378
木津相談所
京都府木津川市木津宮ノ堀149
075-231-2378
交通事故の無料法律相談場所
京都府では以下の場所で、交通事故の相談を行っています。
京都府交通事故相談所
京都府京都市上京区下立売通新町西入る(京都府庁旧本館1階北西角)
075-414-4274
舞鶴支所
京都府舞鶴市字浜2020(中丹広域振興局舞鶴総合庁舎3階)
0773-62-0726
日弁連交通事故相談センター
京都相談所
京都府京都市中京区富小路通丸太町下ル 京都弁護士会館内
075-231-2378
大宮相談所
京都府京丹後市大宮町周枳1 大宮織物ホール 丹後法律相談センター内
0772-68-3080
京都駅前相談所
京都府京都市下京区東塩小路町579-1 山崎メディカルビル6階 京都駅前法律相談センター内
075-231-2378
弁護士相談のメリット
京都府は全国的に見ても交通事故の発生率が低い優秀な地域です。ただ、観光地ということもあり、遠方から車で旅行に来た時に、慣れない土地を運転して交通事故を起こしてしまうケースも少なくありません。
そのような場合は、自宅近くの地域の法律事務所に相談するのではなく、事故現場近くの法律事務所に相談する方が、現場検証を行う際や、警察署との折衝の面も考えるとおすすめです。
また、地元の人が交通事故を起こした場合についても、京都特有の道路区画や交通傾向に詳しい地元の法律事務所に依頼するのが良いでしょう。
示談金の増額交渉に強い
交通事故に強い弁護士が最も得意とするのが、示談金の増額交渉してくれます。
また、保険会社によっては最も低い慰謝料の算定基準である「自賠責基準」によって金額を算定してくる場合もあり、そういったケースでは過去に数倍も示談金を増額した実績もございます。
交渉の相手方である加害者側の保険会社は、示談交渉のプロ中のプロですが、当事務所の弁護士はそれ以上のプロ中のプロであり、保険会社の担当者以上の知識と経験がございます。当事務所はそれを武器に、示談金の増額を高い確率で実現致します。
不当な治療費の支払い打ち切りに強い
交通事故によって受けた怪我の治療費は、加害者側に対して請求することが可能です。けれども、保険会社によっては、治療費の支払いを早急に打ち切りたいと考えるため、まだ治療中にもかかわらず、一方的に症状固定を決めつけて、治療費の支払いを打ち切ってくるケースがあります。
交通事故に強い弁護士は、このような不当な症状固定時期の考え方により行われる、一方的な治療費の打ち切りに対しては断固たる姿勢で対処致します。まずは保険会社と直接交渉し、それでも治療費が支払われない場合は、訴訟によって治療費を加害者側に請求致します。
過失割合の交渉に強い
交通事故は、どちらかに100%の責任があるとされるケースは少なく、停車中の追突事故などでなければ、被害者側にも一定の過失割合がつくことがあります。
もしも被害者側に過失割合がつくと、その分、勝ち取った示談金から差し引かれてしまうため、過失割合の交渉は、示談金を増額させる上でとても重要な要素となります。
交通事故に強い弁護士は、裁判例、判例に基づき過失割合を適正化してくれます。
交通事故に強い弁護士が対応する市町村
北区・左京区・中京区・上京区・東山区・南区・右京区・下京区・山科区・西京区・伏見区・舞鶴市・綾部市・宮津市・亀岡市・城陽市・長岡京市・八幡市・京田辺市・京丹後市・南丹市・木津川市・福知山市・ 久御山町・ 井手町・笠置町・和束町・宇治市・精華町・南山城村・京丹波町・伊根町・与謝野町・向日市・大山崎町・宇治田原町