神奈川県の交通事故件数及び状況
2018年の1年間における神奈川県内の交通事故状況は以下の通りです。
交通事故数 | 26,212件 |
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交通事故負傷者数 | 31,021人 |
交通事故死者数 | 162人(前年比+13人) |
10万人あたりの死者数 | 1.77人 |
高齢者の比率 |
神奈川県は47都道府県中人口が東京都に次いで2番目に多い地域ですが、平成28年11月現在における交通事故の発生件数は、ワースト8位と人口に比べると交通事故の発生件数は少ない方で、人口が全国10位の静岡県よりも交通事故が少ないのです。
さらに、交通事故による死者数も全国ワースト11位と低く、人口が神奈川県よりも圧倒的に少ない長野県とほぼ同じくらいの件数です。
ということは、神奈川県は交通事故に強い都道府県と言っても過言ではないでしょう。
神奈川県の交通事故の特徴
神奈川県は人口に対する交通事故発生件数は少ない方ですが、県内でも交通事故が発生しやすいエリアとそうではないエリアがあります。
神奈川県内において、最も交通事故が発生しやすいエリアは「横浜市」です。平成27年度においては、全体の約40%の交通事故が横浜市で発生しています。
横浜市は観光客が多く、土地勘のないドライバーが事故を起こすことも多いようです。また、交通量の多い幹線道路も多いため、それが交通事故の原因となっています。
神奈川県・横浜の交通事故が多い交差点
神奈川県内において特に交通事故が発生しやすい場所は、主に横浜市及び川崎市に多く見られます。以下の5つの地点はその中でも特に交通事故が多い交差点として地元の人にも知られています。
浜松町交差点
神奈川県横浜市西区中央にある交差点です。交差点手前で国道16号線八王子街道が大きくカーブしているため、非常に見通しが悪くまた下り坂となっていることから追突事故や出会い頭の事故などが多発しています。
また、八王子街道と交差する国道1号線東海道は車線数が多く、交通量も多いことから、さらに事故が発生しやすい状況となっています。
泉区総合庁舎前交差点
神奈川県横浜市泉区和泉町にある交差点です。国道22号長後街道と一般道が交差する地点で、すぐ近くに相鉄いずみ野線のいずみ中央駅があり人の通行も多い場所です。
また、いずみ中央病院が近い事と、通学路である事から、高齢者や児童が交通事故に巻き込まれるケースも少なくありません。
なお、長後街道を西から東へ走行し北の横浜市泉区役所方面へ左折する車が渋滞しやすくなっています。
鋼菅通り交差点
神奈川県川崎市川崎区浜町にある交差点で、変則六差路の大変危険な構造をしています。
東西に走る産業道路の真上を、首都高速神奈川1号横羽線が走っており、その橋脚が交差点のど真ん中にあるため、交通量の多い交差点の視界を遮っており事故を誘発しています。
また、車線数が多く交差道路の複数ある事から、右折レーンも進行する道路に応じて2つに枝分かれしているため、土地勘のないドライバーが右折事故を起こしやすい状況です。
実際、この交差点で発生する交通事故の半数近くが右直事故だと言われています。
元木交差点
神奈川県川崎市川崎区元木にある交差点です。国道15号第一京浜と一般道が交差しており、どちらも車線数が多く交通量も多い事から交通事故が多発しています。
特に第一京浜と交差している道路は、渋滞発生エリアとなっています。なお、第一京浜には横断歩道がないため、歩行者横断の際には必ず歩道橋を利用する必要があります。
けれども、第一京浜に設置されている自転車横断帯を横断歩道と間違えて歩行する人もいるらしく、これにより歩行者と車両が衝突することがあります。
清水谷交差点
神奈川県川崎市宮前区犬蔵に存在する交差点です。
片側2車線の変則的な形をした十字路で、南にある住宅街への抜け道としてよく利用されている道路です。ただ、どちらの道路にも右折専用車線がないため、右折時の対抗車両との右直事故が多く発生しています。
弁護士会の概要
弁護士会の名称:神奈川県弁護士会
登録弁護士数:会員数1,532名(平成28年4月1日現在)
外国特別会員数:3名
神奈川県弁護士会は、以下の4か所に支部を設置しています。
- 川崎支部
- 県西支部
- 横須賀支部
- 相模原支部
交通事故の無料法律相談場所
神奈川県では以下の場所で、交通事故の相談を行っています。
県民の声相談室
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2
かながわ県民センター
045-312-1121
横浜市民相談室
045-671-2306
公益財団法人日弁連交通事故相談センター
- 横浜相談所
- 相模原相談所
- 川崎相談所
- 小田原相談所
- 横須賀相談所
0570-078325
弁護士相談のメリット
神奈川県は人口に対する交通事故の発生件数は少ないものの、件数自体で言えば全国でもそれなりに多いことに変わりはありません。また、横浜市や川崎市などについては、近年東京都とのアクセスが非常に良くなったため、東京で発生した交通事故についても、神奈川県の弁護士が受任しやすい環境になりました。
そのため、神奈川県の弁護士は、都心部から郊外まで様々なエリアで発生する多種多様な交通事故に適切に対応することができます。
追突事故でむち打ちになったが、「後遺障害認定を受けたい」というニーズ。
保険会社の示談金に納得がいかない、過失割合に納得がいなかい、など被害者が、保険会社との交渉で苦しむことが多いです。交通事故に強い弁護士に相談することで、こういった悩みが軽減され、交通事故の慰謝料が増額するメリットが大きいです。
交通事故に強い弁護士が対応する市町村
横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市・平塚市・鎌倉市・藤沢市・小田原市・茅ヶ崎市・逗子市・三浦市・秦野市・厚木市・大和市・伊勢原市・海老名市・座間市・南足柄市・綾 瀬市・葉山町・寒川町・大磯町・二宮町・中井町・大井町・松田町・山北町・開成町・箱根町・真鶴町・湯河原町・愛川町・清川村