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新潟県エリアの交通事故件数及び状況
2018年の1年間における新潟県エリア内の交通事故状況は以下の通りです。
| 交通事故数 | 3,799件 |
|---|---|
| 交通事故負傷者数 | 4,453人 |
| 交通事故死者数 | 102人（前年比+17人） |
| 10万人あたりの死者数 | 4.50人 |
| 高齢者の比率 |
新潟県は47都道府県中15番目に人口が多い地域ですが、平成28年における交通事故の死者数は全国で13番目に多く、わずかでわあるものの人口の多さの順位を上回ってしまっており、交通事故対策に力を入れて取り組んでいかなければならない都道府県であると言えるでしょう。
新潟県の交通事故の特徴
新潟県地域の平成27年の交通事故死者数97名のうち、なんと49名が75歳以上の後期高齢者であり、死者数全体の5割以上を占めていました。
高齢者の死亡事故は、時間帯で見ると、16時から20時に多く発生しており、場所は自宅近くの市町村道が最も多いです。
これは、日が落ちてからちょっとした買い物などで外出する際、近所で見知った道だから・・・と、横断歩道ではない道路を横断してしまう高齢者が多いのが大きな原因となっています。
交通事故というと、交差点での大事故を想像してしまいがちですが、実際は日常生活の中にこそ危険が潜んでいる身近なものであるということを、高齢者の方はしっかりと理解する必要があります。
また、冬季の事故が多いのも新潟県の交通事故の特徴の一つです。
日本屈指の豪雪地帯とも言える新潟県は、冬季は雪のせいでスリップ事故が起こりやすくなりますし、道路の左右にある除雪された雪壁のせいで道幅が狭まり、大変危険な道路状況になります。
また、新潟県には、苗場スキー場やGALA湯沢スキー場など、有名なスキー場が数多くあり、冬季にはウインタースポーツを楽しむため、他県からもたくさんの観光客が車で訪れます。スキー場へと行き来する、雪道に慣れていない他県のドライバーが起こしてしまう事故も、冬季の交通事故発生件数の増加につながっています。
高速道路での事故に注意
平成27年に警察庁とJAFが合同で行った調査によると、新潟県の高速道路での後部座席同乗者のシートベルト着用率は、56.3％で全国ワースト7位でした。
全国平均が71.3％ですので、大変低い数値です。
新潟県は、冬季は雪のせいで高速道路の交通事故が増加します。
それなのに、後部座席のシートベルトを着用しない人が多いとなると、万一交通事故に遭ってしまった場合、命を落としてしまう方が出る可能性がかなり高くなってしまいます。
運転手は、高速道路は勿論ですが、普段から、自分は勿論、同乗者全員にシートベルト着用を促し、しっかりと着用したのを確認してから運転するようにしましょう。
新潟県の交通事故が発生しやすい交差点
新潟県で最も交通事故が発生しやすいのは新潟市です。
その他には、三条市、上越市、燕市などでも多発しています。
以下の5つの地点は、その中でも特に交通事故が発生しやすい交差点として有名です。
曽和交差点
新潟県新潟市西区曽和にある、国道116号線と市道が交わる四差路交差点です。
国道は車線数が多く、交差点が広くなっています。
そのため、右折の際に直進車の発見が遅れたり、遠くにいるからまだ大丈夫だろうと判断を誤るなどしやすく、右折車と直進車の衝突事故が多発しています。
女池インター交差点
国道8号線新潟バイパスの高架下に県道16号線が通っている、新潟県新潟市中央区女池にある四差路交差点です。
高架下なので影になってしまい暗いうえに、橋脚が視界を遮るため見通しが悪く、追突事故や右折時の事故などが頻発しています。
万国橋交差点
新潟県新潟市中央区沼垂西にある、国道113号線東港線バイパスと県道464号線栗ノ木バイパスとが交わる三差路交差点です。
交通量の多いバイパス同士が交わっているため、慢性的に渋滞しており、追突事故が発生しやすくなっています。
その他、出会い頭の事故や、死亡者が出てしまった事故も発生している危険な交差点です。
笹越橋交差点
国道7号線栗ノ木バイパスと県道51号線が交わる、新潟県新潟市中央区笹口にある交差点です。
一見すると四差路交差点のように見えますが、北側から細い道路がもう1本接続している五差路交差点になります。
国道7号線は道幅も広く、直線であるため、スピードを出している車が多いです。
交通量が多く渋滞も起こりやすいため、信号の変わり目に無理な右折をしようとし、直進車と衝突してしまう事故が多発しています。
平和町交差点
新潟県新潟市東区宝町にある、国道113号線と県道4号線とが交わる四差路交差点です。
車線数の多い道路同士が交わる交通量の多い交差点ですが、それ以外特に目立った特徴はない普通の交差点です。
それゆえ、脇見運転やぼんやり運転が原因の事故が多く、追突事故や右左折時の事故など様々な種類の事故が発生しています。
弁護士会の概要
弁護士会の名称：新潟県弁護士会
登録弁護士数：会員数270名(2017年4月1日現在)
新潟県弁護士会の所在地は、新潟県新潟市中央区学校町通1番町1番地であり、以下の場所にも相談所を設けています。
- 村上相談所
- 五泉相談所
- 阿賀相談所（鹿瀬）
- 阿賀相談所（三川）
- 三条相談所
- 長岡相談所
- 上越相談所
- 佐渡相談所（両津）
- 佐渡相談所（佐和田）
交通事故の無料法律相談場所
新潟県では以下の場所で交通事故の相談を行っています。
新潟県交通事故相談所
新潟県新潟市中央区新光町4番地１ 新潟県庁１階
025-280-5750
法テラス新潟（日本司法支援センター新潟地方事務所）
新潟県新潟市中央区東中通１番町86−51 新潟東中通ビル２F
050-3383−5420
日弁連交通事故相談センター
新潟 相談所
新潟県新潟市中央区学校町通一番町1 新潟県弁護士会館内
（相談時間 毎週月・火・水・金 12:00〜17:00）
村上 相談所
新潟県村上市岩船駅前56 村上市役所神林支所内
（相談時間 毎週火 13:45〜16:15）
長岡 相談所
新潟県長岡市三和3-123-10 新潟県弁護士会長岡支部会館内
0258-86-5533
（相談時間 毎週月・水・木 13:00〜15:30）
三条 相談所
新潟県三条市旭町2-6-11 三条市厚生福祉会館
（相談時間 毎週火 10:00〜12:30）
上越 相談所
新潟県上越市土橋1914-3 上越市市民プラザ内
（相談時間 毎週月 9:30〜12:00）
五泉 相談所
新潟県五泉市村松乙130-1 五泉市村松支所
（相談時間 毎週水 13:00〜15:30）
佐渡 相談所
新潟県佐渡市両津夷384-11 あいぽーと佐渡
（相談時間 毎月第2金 10:00〜12:30）
佐渡 相談所
新潟県佐渡市河原田本町394 佐渡中央会館
（相談時間 毎月第4金 10:00〜12:30）
※長岡相談所以外の電話番号はすべて 025-222-5533 です。
弁護士相談のメリット
交通事故に遭ってしまった場合、誰もが考えることが「早く解決して元の生活に戻りたい」ということだと思います。
事故に遭って、怪我が治って終わり、というように簡単に事は進みません。
相手方の保険会社と交渉を行わなければならず、素人が一人で立ち向かおうとしても、交渉が長引いたり、納得のできない結果に終わったりするでしょう。
しかし、弁護士に相談し、依頼することにより、保険会社との交渉をはじめとした面倒事のほとんどを引き受けてもらえます。弁護士はそういうことに関するプロですから、交通事故の早期解決に必ず役立ってくれるでしょう。
新潟県で発生した事故でしたら、やはり県内の交通事故事情に明るい地元新潟の弁護士に相談してみるのが一番です。
保険会社が提示する慰謝料に納得がいかない時は、交通事故に強い弁護士に相談することで、増額することが可能です。
交通事故に強い弁護士が対応する市町村
新潟市北区・新潟市東区・新潟市中央区・新潟市江南区・新潟市秋葉区・新潟市南区・新潟市西区・新潟市西蒲区・長岡市・三条市・柏崎市・新発田市・小千谷市・加茂市・十日町市・見附市・村上市・燕市・糸魚川市・妙高市・五泉市・上越市・阿賀野市・佐渡市・魚沼市・南魚沼市・胎内市・聖籠町・弥彦村・田上町・阿賀町・出雲崎町・湯沢町・津南町・刈羽村・関川村・粟島浦村