MRでC4/5の椎間板輝度変化!むち打ちでも後遺障害12級認定は可能か?慰謝料は?

むち打ち12級

平成26年12月に交通事故の被害に遭いました。後方からの追突事故のため過失割合は0対10です。

昨年の夏ごろ症状固定になりました。先日、相手保険会社による事前認定により頸椎の後遺障害14級9号との結果連絡があったのですが 通っていた病院の先生が作成してくれた書類には自覚症状のところに頑固な頚部痛とあり、検査結果のところにはMRにてC4/5の椎間板輝度変化を認めたとあります。

しかし、診察時に、”年のせいか事故の影響かは立証が難しい”とのことです。このような場合でも14級は適正なのでしょうか?12級にならないのでしょうか?また、12級と14級の慰藉料の相場がどう変わるかも教えてください。

今回のようにむち打ち症の後遺障害認定は、12級、14級、非該当のいずれかになる可能性が高いのですが、今回の場合は果たして14級が妥当なのでしょうか。

C4/5の椎間板輝度変化を認めたは大きなポイント

今回12級か、14級の判断ポイントは、「MRにてC4/5の椎間板輝度変化を認めた」という点と、「年のせいか事故の影響かは立証が難しい」という点の2点にあると思われます。

まず、交通事故による後遺障害認定を受けるには、症状と事故との「因果関係」が重要となります。

特にむち打ち症や椎間板ヘルニアなどの場合は、これらの症状が「退行性」によるものではなく「外傷性」によることが一つのポイントとなります

退行性とは、簡単に言うと年齢による老化に起因して症状が発生することをいい、交通事故の後遺障害として認定がされません。そのため、交通事故による外傷性によってむち打ちや椎間板ヘルニアなどの症状が発症したということを証明しなければなりません。

これは、一つの項目で証明するのではなく、さまざまな要素の積み重ねによって立証していく形になります。

今回のケースの場合、最も重要となるのがおそらく「C4/5の椎間板輝度変化」の部分です。

関連記事
むちうち
むちうちで後遺障害認定を受ける7つのポイント
むちうちになり、整形外科や整骨院に通って治療してもなかなか完治せず、症状が残る場合があります。これを「後遺症」と言い…

C4/5の椎間板ってなに?

まず一般の人にはあまり馴染みがない、この意味のわからない部分について解説したいと思います。

そもそも頚椎には「椎骨」という骨が7つあります。これら一つひとつをC1~C7と呼びます。これら7つの椎骨は、それぞれの椎骨の間に「椎間板」を挟むようにして縦に積み重なっています。(マックのビックマックの7段重ねのイメージです)

この7段重ねのビックマックを「頚椎」といいます。そしてこの頚椎の中に神経が通っていて、追突事故などで衝撃を受けると、頚椎が激しく前後に振られるため神経が圧迫されむち打ち独特の症状が発症します。

さて、「C4/5の椎間板」についてですが、これは椎骨を上から数えて4つ目と5つ目の間にある椎間板のことを言っています。

これで一つわからないことがなくなりましたね。次に「輝度変化」についてですが、これは椎間板が圧迫された場合などに確認できる変化であり、先ほどご説明した「外傷性」に結びつく一つの証拠となります。

これらをまとめてわかりやすい言葉に置き換えると、次のようになります。

頚椎の中にある椎骨の4つ目と5つ目の間にある椎間板が圧迫されていて、それがむち打ち症の原因である可能性がある」ということになります。

これはむち打ち症を客観的に示す一つの証拠となるでしょう。と、ここまでは14級ではなく12級に認定されそうな要素も揃ってきているようにも思えますが、次に大きな落とし穴があったのです。

医師の見解が大問題

診察時の医師の見解が、実はここが非常に重要なのです。

診察時に、”年のせいか事故の影響かは立証が難しい”とのことです

この意味が、おわかりなりますか?

おそらくこれを読む限り、「むち打ち症の症状の原因が、交通事故が原因なのか、老化が原因なのか何とも言えない」という医師の見解だと推測できます。

先程も言った通り、交通事故の後遺障害に認定されるためには、退行性(老化)ではなく外傷性(事故の衝撃)などが原因である必要がありますが、この医師の所見では「何とも言えない」と言っていますので、これをそのまま後遺障害診断書に書いているようであれば、少なくとも12級の認定は難しいでしょう。

結論:14級でも仕方なし。納得いかない場合は相当な準備が必要!

最初に申し上げておきますが、今回は実際の認定結果に至った詳細な資料を見ているわけではないため、質問の情報のみを基準にして予想していますので、予めご了承ください。今回のケースで考えると、再度異議申し立てをして12級の認定を目指すのは簡単ではないと思います。どうしても納得できないのであれば、再度交通事故に強い弁護士に相談の上、医師とも入念に打ち合わせをして異議申し立てをするしかないでしょう。

後遺障害慰謝料12級と14級の慰謝料相場は?

第14級の慰謝料相場は、交通事故に強い弁護士に依頼をして裁判基準を用いて請求したとして、およそ110万円です。これが第12級に認定されると一気に増えて290万円程度になりますが、むち打ち症で12級に認定されるのはかなり難しいと思ったほうが良いでしょう。

ちなみに、後遺障害に認定されると通常はその等級に応じた「労働能力喪失率」に従って逸失利益を請求することができますが、むち打ち症の場合は、仕事に直接的な影響が少ないなどとして、逸失利益の支払いに応じてもらえない場合があります。また、休業損害についても認められなかったり、認められたとしても満額が認められず一定の割合に縮小される傾向にあります。そのため、正当な賠償金を得るためには、これらの事情に精通した交通事故に強い弁護士に依頼することをおすすめします。

交通事故に強い弁護士が無料相談いたします

保険会社任せの示談で後悔しないために、今すぐ弁護士にご相談ください。治療に専念、慰謝料を増額できる可能性があります。
交通事故に関する専門知識をもつ弁護士に相談することで、以下のような問題の解決が望めます。

  1. 保険会社から治療費の打ち切りを迫られている
  2. 過失割合に納得ができない
  3. 適正な等級認定のため後遺障害申請サポートしてほしい
  4. 保険会社との示談交渉が面倒、保険会社の態度が悪い
  5. 保険会社が提示した慰謝料が適正な金額かわからない

交通事故に強い弁護士に相談することで、これらの書類の準備や交渉の負担がほとんどなくなります!弁護士に任せて頂ければ、被害者の方は安心して治療に専念できます。
1つでも当てはまる方は1人で悩まず、今すぐ弁護士に相談しましょう。

弁護士法人 ベリーベスト法律事務所

土日の電話受付対応、弁護士報酬は「後払い」、初回相談料と着手金は完全無料となっております。

土日の電話受付対応、弁護士報酬は「後払い」、初回相談料と着手金は完全無料となっております。

全国対応の「交通事故専門チーム」によるサポートが特徴の法律事務所です。まずは、交通事故専門チームによる「慰謝料無料診断」をご利用下さい。
お電話でのお問い合わせはこちら
050-3759-2099
[電話受付]平日 9:30~21:00 土日 9:30~18:00
電話する 弁護士詳細情報はこちら
都道府県から交通事故に強い弁護士を探す
この記事が役に立ったらシェアしてください!