愛するペットが交通事故。治療費や慰謝料は請求できるの?

ペット

ペットが関係する交通事故も増加傾向

日本は少子高齢化をたどる一方で、飼育するペットの頭数は年々増加傾向にあります。総務省統計局の情報によると、2000年頃から増加傾向にあり、今現在では、イヌとネコの飼育頭数を総合すると15歳未満の人口を超えています。

そんなペットブームの中、悲しい事にペットが関係する交通事故も増加傾向にあります。では、もしもあなたのペットが交通事故に遭遇した場合、その補償はどうなるのでしょうか。

ケース1:ペットとドライブ中の追突事故

最近ではペットを車に乗せて一緒にドライブする人も多くなっています。イヌやネコでも、交通事故で一定の衝撃を受けると、体の一部に異変が生じることがあります。例えば、停車中に後ろから追突されると、その衝撃でペットも体のどこかを痛めてしまう場合もあります。

では、そのような場合に、ペットを動物病院へ連れて行って治療をした場合、その治療費は加害者に請求できるのでしょうか。

治療費も加害者に請求できますが少額

結論から言うと、ペットの治療費についても、事故との因果関係が証明できれば加害者に対して請求する事が可能です。

ただし、ペットは、法律上「もの」として扱われるので、保険が利くのは、対物賠償保険となります。そして、対物賠償保険で補償される限度額は、「もの」自体の時価が限度となります。例えば、車に乗せていて怪我をした場合、積荷が破損した場合と同じように認識されます。結果として、ペットの時価を上回るような高額な治療費は、原則として補償を受ける事はできません。

そのため、過去の判例でもペットの治療費として認められている金額は、10万円以下程度にとどまっています。

ケース2:散歩中の事故で愛犬が死亡した場合は?

人が交通事故によって死亡した場合は、当然加害者に対して死亡慰謝料や遺族の慰謝料を請求する事ができます。では、もしもペットだった場合、慰謝料は認められるのでしょうか。

原則論から考えると、ペットは法律上「もの」ですから、ペットの死亡は、車にひかれて壊れた自転車と同じように扱われることとなります。そして、ものに対する損害に対しては、原則として慰謝料は請求できないとされています

家族同様に飼育している愛好家の方からすれば、その精神的損害は計り知れないでしょう。

慰謝料請求が認められたケース

過去の判例を見ると、人に比べればごく少額ではありますが、ペットの慰謝料が認められた判例もあります。(東京高裁平成16年2月26日判決)この判例では、ペットの慰謝料として5万円、ペットの葬儀費用として2万7千円の請求が認められました。

とても納得のできる金額ではないかもしれませんが、請求が認められた事自体、非常に大きな意義があると言えます。

ペットの値段で賠償金額が変わる?

ペットの命は、ペットショップで何十万円も出して買ってきたイヌも、公園で拾ってきたネコも皆同じ命です。ただ、損害賠償上は、これらペットの「財産価値」を金額に換算せざるを得ません。

つまり、血統書付きのゴールデンレトリバーを交通事故によって失った財産的損害と、タダで拾ってきた雑種のネコを失った財産的損害は、悲しいかなどうしても違ってくるのです。

過去の判例を見ると、血統書付きのイヌが死亡した事案において、財産的損害として15万円、さらに慰謝料として10万円と、ペットにしては高額な金額が認められました。

ペットのための特約に加入しましょう

上記のようにペットの慰謝料や治療費の請求が認められるかどうかは、示談交渉や訴訟をやってみなければ分からない部分も多々あるため、当面のペットの治療費は飼主の実費負担となってしまいます。

そこで、そんなペットの治療費を補償してくれる「ペット搭乗中補償特約」をおすすめしたいと思います。この保険は搭乗者傷害保険のペットバージョンで、保険金額は10万円程度とさほど大きくはありませんが、加害者との示談交渉を待たずして一定の保険金を受け取る事ができるため、飼主の治療費実費負担がかなり軽減されます。

愛犬家の方は是非加入を検討してみてはいかがでしょうか。

損害賠償は、まとめて弁護士に相談

このようにペットに対する損害については、過去の判例では加害者側に支払いを命じる判決が出ているものがある一方で、それは交通事故に強い弁護士の、徹底した主張立証があってこその結果でもあります。

ペットに対する治療費や慰謝料は、金額としてはそこまで大きくはありませんが、飼主にとっては気持ちの部分でとても重要になってくるでしょう。そのため、万が一交通事故で大切なペットが死傷した場合は、それらの事情もきちんと弁護士に伝えた上で、最大限できる限りの交渉をしてもらいましょう。

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交通事故に関する専門知識をもつ弁護士に相談することで、以下のような問題の解決が望めます。

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  4. 保険会社との示談交渉が面倒、保険会社の態度が悪い
  5. 保険会社が提示した慰謝料が適正な金額かわからない

交通事故に強い弁護士に相談することで、これらの書類の準備や交渉の負担がほとんどなくなります!弁護士に任せて頂ければ、被害者の方は安心して治療に専念できます。
1つでも当てはまる方は1人で悩まず、今すぐ弁護士に相談しましょう。

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