交通事故の原因分析!被害に遭いやすい時間帯と季節とは

交通事故の原因分析!被害に遭いやすい時間帯と季節とは

交通事故は、いつどこで、自分自身が被害者・加害者どちらの立場に立たされるか分かりません。

ただ、事前にどのような状況下での交通事故が発生しやすいのかを知っておけば、日頃から意識をして、交通事故に遭遇するリスクを極限まで回避することができるはずです。

今回は、交通事故が発生し易い時間帯や季節について解説します。

1.交通事故が発生しやすい時間帯

(1) 一般道の時間帯別事故発生率

1日(24時間)の中で、どの時間帯の交通事故が最も多いのでしょうか。

平成27年3月19日付の警視庁交通局が作成した交通事故の発生状況資料は、非常に興味深い事実を示しています。

交通事故の発生件数を昼夜で比べると、昼間が全体の約73%であるのに対し、夜間は約27%でした。圧倒的に昼間に多いです。

理由としては、昼間は交通量、およびが車に乗っている人の数が多いことが考えられます。

一方で、交通事故を死亡事故率で分析すると、昼間の交通事故の死亡事故率が0.48%と非常に低いのに対し、夜間の場合は1.29%でした。なんと昼間の3倍です。

夜間の交通事故は、発生件数は少ないものの、重大事件につながる可能性が高いことに注意しておきましょう。

(2) 高速道路の交通事故

では、高速道路上の交通事故に限定して調べるとどうなるのでしょうか。

高速道路の交通事故の発生件数を昼夜で比べると、昼間が全体の約71%であるのに対し、夜間は約29%でした。
これは、一般道の統計データと同様に、夜間の車の運行自体が少ないことが原因として考えられます。

注目すべきは、夜間の高速道路における死亡事故率です。昼間の高速道路上の死亡事故率が1.29%であるのに対し、夜間の高速道路上の死亡事故はなんと3.7%でした。実に昼間の死亡事故率の約3倍です。

このように、高速道路上については、夜間に発生する交通事故の多くが死亡事故につながります
夜間に高速道路を運転する際には、いつも以上に慎重に運転する必要があります。

2.交通事故が発生しやすい季節

内閣府が発表している交通安全白書の統計データによれば、季節によっても交通事故の発生件数は変動します。

1年の中で最も交通事故の発生件数が多いのは12月です。これには、以下の三つの理由が考えられます。

  • 都心等でも路面が凍結し始め、スリップし易くなる
  • 師走であるため交通量が増えること
  • 帰省等のため、不慣れな道を運転する機会が増える

また、12月に次いで交通事故の発生件数が多いのは、夏休みとなる7月近辺です。しかし、死者数は12月の方が圧倒的に多いです。

北海等や東北など降雪地域は、路面凍結が死亡事故の原因になっていると考えられます。

12月の交通事故を防止するためには、次のような事前対策が有効です。

  • 車体に積もった雪下ろし(ウィンカー、ライトも含む)
  • 凍結防止用のスプレーの使用
  • 靴底に付着した雪の除去

万が一、対策をしないで交通事故を起こすと、過失割合の面で不利に働く可能性もあります。十分注意しましょう。

また、冬場は路面状況が悪く、車が停車するまでに通常よりも時間がかかるため、車間距離は普段の3倍を目安に間隔をあけて安全運転で走行しましょう。

3.何よりも大事なのは「安全運転」

このように、交通事故の原因は、時間帯や季節もあります。しかし、最大の原因は、不注意やヒューマンエラーによるドライバーの安全運転義務違反です。

「交通事故被害に遭いやすい時間帯と季節」への最大の対処法は、何よりも「安全運転」に尽きます。
以下の記事を参考に、ドライバーの皆さんは安全運転を心がけるようにしましょう。

関連記事
安全運転の心構えと心得9か条(コツとポイント)
安全運転の心構えと心得9か条(コツとポイント)
ドライバーのちょっとした油断や交通ルール違反が、交通事故の原因になります。 自動車などの運転の場合は、交通ルールを守…

google 広告 記事下

この記事が役に立ったらシェアしてください!