運転免許の違反点数|確認方法と点数リセットの条件と回復する方法

違反点数の確認方法と点数リセットの条件

免許証を取りたての頃は、丁寧な運転を心がけるものです。

しかし、慣れてきた頃のうっかりミスで交通違反を起こしてしまうと、免許の点数が引かれてしまいます(正確には「加点」されます)。

そして、せっかく車の免許を取ったのに、駐車違反やスピード違反、速度超過などで何回か取り締まりを受けてしまい、いつの間にか「今現在自分の免許証で合計何点の違反点数になっているのか分からない」となる事があります。

免許の点数の確認方法は、実は一般的には知られていません。もし、この点数の認識がずれている(思っているより低く考えている)と、免停や免許取り消しにつながりかねません。

今回は、交通事故の違反点数の確認方法や、点数がリセットされる条件などについて解説して行きます。

(ちなみに、免許証の違反点数は「減点」という言葉を用いますが、実際は、はじめから持ち点があるわけではなく、違反点数が0から累積して加算されていくシステムとなっています。)

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1.違反点数確認の重要性

初心者の方には「何点で免停なんだろう?」「免停っていつからなの?」という疑問もあるかと思います。

『前科・前歴が無い場合』、違反点数が6点を超えると30日の免停、免許停止処分になります。

交通事故における前科・前歴については、以下のコラムをご覧ください。

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免停となってしまった場合、免許がないと職業が務まらないケースや、公共交通機関が未整備な地区に住んでいるケースなど、生活に多大な影響を与えます。

ですから、自分自身の免許証と違反点数は常に確認・把握しておく必要があります。

2.運転免許の点数確認方法

では、車の免許の点数はどう確認すればよいのでしょうか?

答えは、運転免許の違反点数は「累積点数等証明書」という書類を取得することで確認する事が出来ます。運転履歴証明書申請用紙が最寄りの警察署、交番、駐在所、または自動車安全運転センターにありますので、それらを窓口で取得し、そこに必要事項を書いて「郵送」によって申請をします。

手数料・料金は630円で、申請後約2週間で自宅に届きます。

このように、免許の点数の確認方法自体は簡単です。しかし、問題は確認した後です。

「点数が高い」「リセットしてほしい」「点数回復したい」……このような場合、どうすれば良いのでしょうか?

3.交通違反点数が消える場合(リセット)

交通違反で取られた反則金は国家機関の蓄えとなるわけですが、交通違反で増えてしまった免許証の点数はどうなるのでしょう?

実は、違反点数は原則として違反をした日から起算して過去3年間分の点数で計算されます。

次に当てはまる場合は、それ以前の違反点数は加算されなくなります。

  1. 過去1年以上、無事故無違反だったとき
  2. 免許取り消し(いわゆる免取り)、または免許停止(いわゆる免停)の処分の後、無事故・無違反でその期間を経過したとき。
  3. 3点以下の交通違反で、過去2年間に違反履歴がなく、かつ当該違反行為後3ヶ月の間に違反行為をしなかったとき。

4.違反者講習と回復する方法

(1) 免許証の免停免除方法

駐車違反や、30キロ未満の速度違反・スピード違反を繰りかえした結果、累積点数が6点になってしまうと30日間の免許停止、いわゆる「免停」となってしまいます。

ですが、実はこの免停は「違反者講習」を受講する事で免除してもらう事ができます。

ただし、過去3年以内に違反者講習や停止処分等の対象となっている場合は、受講が出来ませんのでご注意下さい。

(2) 違反者講習の時間・内容・料金

  1. 受講期間:違反者講習の時間は、公安委員会からの「違反者講習」通知書を受け取った日の翌日から1ヶ月間のみです。ただし海外に行っていたり、災害が発生したりした場合等は、例外的に認められます。
  2. 場所:管轄の運転免許本部の試験会場です。東京都であれば府中、鮫洲、江東の各試験場です。
  3. 料金: 違反者講習にはいくつかのコースがあり、自身で選択する事が出来ます。コースによって料金は異なりますが、東京都の場合、9,950~14,100円です。

違反者講習を受講する事で免停30日を免除してもらえますので、車を運転する仕事をしている人にとってはまさに命拾いの制度となります。

また、受講すると対象となった車の免許の累積6点の違反点数は一度リセット・回復されます。処分前歴も残らないため、該当する場合は受講したほうが絶対にお得です。

5.免停講習

また、免停期間を短縮する方法も残されています。

公安委員会が行なう免停講習を受講することで、所定の時間・期間を短縮する事が出来るのです。

  1. 短期講習:処分期間39日以下 料金・費用13,800
  2. 中期講習:処分期間40日以上89日以下 料金・費用23,000
  3. 長期講習:処分期間90日以上180日以下 費用27,600

短縮出来る日数は、免停講習の受講時の成績や受講態度によって変わってきますが、30日の免停期間であれば成績次第では最大で29日分短縮する事が可能です。

また、免停期間が60日以上の場合、成績優秀者であればおよそ半分程度に免停期間が短縮・回復出来ます。

6.交通違反は交通事故につながる

車による交通事故は、命にかかわる人身事故につながるケースが少なくありません。ドライバーには安全運転をする義務があります。

交通事故加害者になると、多くの行政上、刑事上、民事上の責任を負います。相手に怪我を負わせると、多額の慰謝料を支払う賠償責任を負うことになるのです。

また、お金だけでは解決できない多くの心と体の傷を相手に与えることを忘れてはなりません。くれぐれも、免許の点数のためではなく、歩行者に配慮した安全運転をしていくよう心がけましょう。

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