宮崎県の交通事故の件数
2018年の1年間における宮崎県内の交通事故状況は以下の通りです。
交通事故数 | 7,446件 |
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交通事故負傷者数 | 8,224人 |
交通事故死者数 | 34人(前年比-8人) |
10万人あたりの死者数 | 3.12人 |
高齢者の比率 |
宮崎県は47都道府県中36番目に人口が多い地域ですが、平成28年度における交通事故による死者数は全国で37位と、ほんのわずかではありますが人口の多さの順位を下回っており、交通事故は少ない方の都道府県であると言えます。
しかし、さらなる交通事故の減少を目指すため、より一層交通事故対策に力を入れていくべきでしょう。
宮崎県の交通事故の特徴
平成27年における宮崎県の交通事故の原因の約7割が、わき見運転、ぼんやり運転など、緊張感を欠いた運転によるものでした。
これはドライバーの意識一つで防げた事故が大多数を占めていたことになります。
もう1つの特徴として、運転免許保有者10万人あたりの飲酒運転事故件数が全国ワースト3位であり(平成27年度の調査)、飲酒運転による交通事故も非常に多いことが挙げられます。
また、宮崎県は、パワースポットが多いことで有名であり、高千穂峡をはじめ、青島神社、鵜戸神宮など、景色の良い観光地がたくさんあります。
他県からの観光客も車でたくさん訪れるため、宮崎県の道路に不慣れなドライバーが起こしてしまう交通事故も増加しています。
シートベルトの着用率の低さに注意
平成27年の調査によると、宮崎県は、一般道路での後部座席のシートベルトの着用率が、20.3%と非常に低く、全国ワースト2位という結果でした。
シートベルトを着用することで、万一交通事故に遭ってしまった場合でも、被害を最小限に抑えることができます。
シートベルト非着用時の交通事故での死亡率は、着用時の約3.5倍とも言われています。
そのくらい重要なものなのです。
宮崎県の交通事故による死亡者の数を減らすためには、後部座席のシートベルトの着用率を上げることが重要な課題となるでしょう。
誰かを乗せて運転する際は、ドライバーは必ず同乗者にシートベルトの着用を促し、全員がきちんとシートベルトを着用したのを確認してから出発するようにしましょう。
宮崎県の交通事故が多い交差点
宮崎県で最も交通事故が発生しやすいのは宮崎市です。
その他には、都城市、延岡市、日向市などでも多発しています。
以下の5つの地点は、その中でも特に交通事故が発生しやすい交差点として地元の人々にも知られています。
新名爪交差点
国道10号線と国道219号線が鋭角に交わる、宮崎県宮崎市大字新名爪にある四差路交差点です。
車線数の多い国道同士が交差するため大変交通量が多いのが特徴です。
また、交差点から北東へ伸びている国道10号線は、下り坂になっているためスピードが出やすく、追突事故が頻発しています。
南花ケ島交差点
宮崎県宮崎市南花ケ島町にある国道に10号線と市道とが交わる四差路交差点です。
両道路とも車線数、交通量が多く、交差点の面積も広くなっています。
直新車がなかなか途切れないため、信号が赤になっても無理に右折しようとする車がいるなど、右折車と直進車の衝突事故が多発しており、その他にも追突事故、出会い頭の事故など様々な種類の事故が発生している危険な交差点です。
県病院西交差点
国道10号線と国道269号線が交わる、宮崎県宮崎市高松町にある四差路交差点です。
その名の通り、宮崎県立宮崎病院の西に位置する交差点であるため、常に渋滞しており、また横断歩道には、病院に通院する歩行者の姿も多く見られます。
そのため、追突事故や右左折車と歩行者の衝突事故などが発生しています。
瀬頭交差点
宮崎県宮崎市瀬頭にある、県道11号線と県道341号線が交わる四差路交差点です。
両道路とも車線数が多いので交差点の面積が広く、横断歩道も長いです。
そのため、横断歩道を横断中の自転車との衝突事故が多発しています。
宮崎市役所前交差点
国道220号線と県道26号線が交わる、宮崎県宮崎市橘通西にある四差路交差点です。
その名の通り、宮崎市役所の前にある交差点ですが、付近には市役所だけでなく宮崎県庁もあるため、交通量が多く、朝夕の通勤時間帯は特に混雑しており、追突事故が多発しています。
また、歩行者や自転車も多いので、横断中の歩行者、自転車との接触事故も多く見られます。
弁護士会の概要
弁護士会の名称:宮崎県弁護士会
登録弁護士数:会員数134名(2016年10月1日現在)
宮崎県弁護士会の所在地は宮崎県宮崎市旭1丁目8番45号です。
交通事故の無料法律相談場所
宮崎県では以下の場所で交通事故の相談を行っています。
宮崎県交通事故相談所
宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号県庁4号館1階
0985-26-7039
宮崎市交通事故相談
宮崎県宮崎市橘通西1丁目1番1号 市役所第2庁舎2階 生活安全課
0985-21-1751
都城市交通事故相談
宮崎県都城市姫城町6街区21号都城市役所東館2階
0986-23-0944
日弁連交通事故相談センター
宮崎 相談所
宮崎県宮崎市旭1-8-45 宮崎県弁護士会館内
0985-22-2466
弁護士相談のメリット
示談金が増額できる
交通事故の被害を受けたら、加害者に対して慰謝料などの賠償金を請求することができます。この際、加害者が自動車保険に加入していれば、その交渉窓口は相手方の保険会社の担当者です。
保険会社は、支出する保険金を最小限に抑えるために、あの手この手で賠償金が安く済むよう被害者側に交渉してきます。
特に「慰謝料」については、非常に低い算定基準(任意保険基準)で算出して提示してくるため、これに簡単に応じてしまうと、事実上かなりの損をしてしまいます。
交通事故に強い弁護士にご依頼頂ければ、過去の裁判例(裁判基準)などを参考に、想定しうる最も高い慰謝料額をはじき出し、それを加害者側の保険会社に認めさせられるよう全力で交渉致します。交通事故に強い弁護士のこれまで蓄積したノウハウをもってすれば、多くの事案において賠償金の増額の可能性が高くなります。
過失割合の交渉に強い
交通事故で賠償金以上に揉めるのが「過失割合」です。
事故現場では丁寧に謝ってきたような加害者でも、後で供述をひっくり返してきて、被害者側の過失を主張してくる、なんていうことも珍しくありません。
せっかく慰謝料などが増額できても、この過失割合が不利になってしまえば、最終的に受け取ることができる賠償金が大きく減ってしまう恐れがあります。
そこで、交通事故に強い弁護士はこの過失割合の交渉でメリットを発揮します。過去の同種の事例を調べ上げ、こちら側にとって有利な過失割合が認定されるよう、徹底的にサポートします。
調停や訴訟の経験が豊富
示談交渉がまとまらない場合は、調停や訴訟にまで発展することも少なくありません。
交通事故に強い弁護士は、交通事故の調停や訴訟における対応についても、豊富な経験とノウハウがございますので、安心してお任せ下さい。
対応が早い
交通事故に強い弁護士は適切な解決を実現することはもちろんのこと、その「スピード」についても重要と考えております。交通事故に関する諸問題を素早く解決することで、被害者様がより早く日常生活を取り戻すことが可能となります。
交通事故に強い弁護士はご依頼者様のお気持ち、ご意向を丁寧にお伺いした上で、受任直後からスピーディーに対応することをお約束致します。
交通事故に強い弁護士が対応する市町村
宮崎市・都城市・延岡市・日南市・小林市・日向市・西都市・えびの市・三股町・高原町・国富町・綾町・高鍋町・新富町・西米良村・木城町・川南町・都農町・門川町・諸塚村・椎葉村・美郷町・高千穂町・日之影町・五ヶ瀬町・串間市