福岡県の交通事故の件数
2018年の1年間における福岡県内の交通事故状況は以下の通りです。
交通事故数 | 31,279件 |
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交通事故負傷者数 | 41,158人 |
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交通事故死者数 | 136人(前年比-3人) |
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10万人あたりの死者数 | 2.66人 |
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高齢者の比率 | |
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平成27年の1年間における福岡県内の交通事故状況は以下の通りです。
福岡県は47都道府県中人口が9番目に多い地域ですが、死者数はワースト9、負傷者数はワースト2、人身事故件数はワースト4で、交通事故が多い県です。飲酒運転による交通事故発生件数は144件(前年比+18件)です。
福岡県の交通事故のうち、非常に多い事故形態が「追突事故」です。福岡県下の交通事故総件数39,734件のうち15,315件が追突事故です。
福岡県には、渋滞が多発する有名な交差点が多く、渋滞中の脇見運転などの前方不注意で追突事故が多く発生していると考えられます。
福岡県の交通事故が発生しやすい場所
福岡県警が発表した平成27年度における交通事故統計データによると、福岡県下の主要道路において特に交通事故(人身事故)が発生しやすい場所は以下の通りです。
蔵本交差点付近
福岡県福岡市博多区中呉服町にある交差点です。福岡市内屈指の規模の交差点で、県道43号(大博通り)と市道である福岡姪浜線(昭和通り)が交差しています。交差点の形状としては四差路ですが、交差点の先に福岡都市高速道路の呉服町ランプ出入口があるため、交通量が多く交通事故が多発しています。事故形態の傾向としては、前方不注視による追突事故や、右折事故、右直事故などが多い傾向です。
井尻4丁目交差点付近
福岡県福岡市南区井尻にある交差点です。福岡都市高速環状線の下にある外環状線道路と別の道路が交わる交差点で、すぐ近くにもう一つ道路が接続しているため、五差路のような状況であり、交通量も多く渋滞しやすい場所です。外環状線道路を走行する車の脇見運転が原因による追突事故が多く、また直進バイクを見落としやすいため左折事故や右直事故なども発生しやすい傾向です。
青果市場入口交差点付近
福岡県福岡市西区福重にある交差点です。片側5車線ある巨大な道路が交差するため、交差点面積が大きく、また交差しているのが環状道路ということもあり、慢性的に渋滞している地域です。そのため、事故原因の多くは脇見運転や前方不注視による追突事故が多く、その他、左折事故、右直事故などが発生しています。
美濃島交差点付近
福岡県福岡市博多区美濃島にある交差点です。県道桧原比恵線(百年橋通り)、国道385号線(こくてつ通り)、小柳通り、他側道が交差する非常に複雑な交差点です。右折レーンが直進レーンよりも多く、直進車両の流れが悪く渋滞しやすい傾向にあります。また、百年橋通りからこくてつ通りへの右折については禁止されていますが、これを無視して右折する車両が多く事故の原因となっています。博多駅、キャナルシティ、空港、天神などへのアクセスの際に通過することが多いため、とにかく渋滞が酷い地域です。事故形態についても、渋滞中の脇見運転による追突事故や、右折禁止を右折しての右折事故などが多い傾向です。
千鳥橋交差点付近
福岡県福岡市博多区千代にある交差点です。国道3号線とパピヨン通りが交差しており、交通量も多く通勤時間帯の渋滞が激しい地域です。また、中央分離帯部分に福岡都市高速環状線の橋脚があるため見通しが悪く右直事故や追突事故などが多い傾向です。
なお、福岡県の高齢化率は高く、福岡県が調査した平成28年現在では、全人口中の65歳以上が占める割合が25.7%にまで達しています。中でも、東峰村40.4%、添田町38.6%などについては、高齢化が深刻で、高齢者による交通事故により一層注意しなければなりません。
弁護士会の概要
弁護士会の名称:福岡県弁護士会
登録弁護士数:会員数1198名(平成28年4月1日現在)
福岡県弁護士会に所属する弁護士の分布を見てみると、実に877名が福岡部会に所属しています。交通事故の発生も福岡市内が多いため、交通事故に強い弁護士も福岡市内であれば容易に見つけることができるでしょう。
福岡部会の次に多いのが北九州部会で189名、筑後部会で98名と、こちらも交通事故が比較的多い地域の為、交通事故に強い弁護士が多い可能性が高いでしょう。
反対に筑豊部会については、弁護士が34名のみのため交通事故に強い弁護士を探すには福岡市内の弁護士も含めて検討することをお勧めします。
交通事故の無料法律相談場所
福岡県では以下の場所で、交通事故の相談を行っています。
福岡県交通事故相談所
福岡県福岡市博多区東公園7番7号 福岡県庁1階
092-643-3168
092-622-0403
日本損害保険協会そんぽADRセンター九州
福岡県福岡市中央区大名2-4-30西鉄赤坂ビル9階
0570-022808
092-235-17611
公益財団法人 日弁連交通事故相談センター
福岡県福岡市中央区渡辺通り5-14-12
南天神ビル5階
092-741-3208
公益財団法人 交通事故紛争処理センター
福岡県福岡市中央区天神1-9-17
092-721-0881
福岡県内の交通事故は、福岡市内を中心に交通量と車線数が多い巨大な交差点付近で多く発生しています。福岡市内の弁護士であれば、交通事故が発生しやすい交差点などをすでに熟知しているため、慰謝料の増額や過失割合の交渉が有利に進められるかもしれません。
また、上記のように無料で相談できる窓口も豊富にありますので、両者を上手に活用して早期解決を目指しましょう。
弁護士相談のメリット
福岡県で交通事故に強い弁護士を探すメリットは大きくわけて2つあります。
弁護士基準による「示談金増額」
福岡県で交通事故被害に遭い、「交通事故の示談交渉は、保険会社に任せておけば大丈夫」そんな風に考えていませんか?
通常、交通事故の被害に遭われますと、その後は相手方の保険会社から連絡があり、示談交渉に向けて話が進んでいきます。ただ、この際に忘れてはならないのは、相手方の保険会社は被害者の味方ではないということです。
被害者に賠償金を支出するのは加害者側の保険会社であり、保険会社としては、できる限りその金額を低く抑えようと必死です。そのため、保険会社の言うことばかりを聞いていると、被害者も気がつかない間に、相場よりも非常に低い示談金で合意させられてしまう恐れがあります。
そこで交通事故に強い弁護士は、被害者様に代わって交通事故の示談交渉を行います。
一言で示談金と言いましても、治療費、慰謝料、後遺障害慰謝料、休業損害、逸失利益などその項目は多岐にわたります。交通事故に強い弁護士は、被害者の方が正当な示談金を手にできるよう、過去の判例なども駆使して保険会社側と交渉致します。
弁護士基準という、最も高い慰謝料を、福岡県の交通事故に強い弁護士は獲得してくれます。
弁護士による後遺障害認定サポート
交通事故の示談交渉において、最も示談金に大きな影響を与えるのが「後遺障害認定」です。
後遺障害と聞くと、かなりの大事故でなければ関係ないとお考えの被害者の方も多いのですが、実はむち打ち程度の比較的軽度な怪我でも、症状と申請の仕方次第では十分後遺障害に認定される可能性がございます。
福岡県の交通事故に強い弁護士は、治療の進め方、後遺障害診断書の作成のサポートなど、後遺障害認定のサポートもしてくれるので、安心です。
一度不安があれば、福岡県の交通事故に強い弁護士に無料相談することをお勧めします。
交通事故に強い弁護士が対応する市町村
北九州市門司区・北九州市若松 区・北九州市戸畑区・北九州市小倉北区・北九州市小倉南区・北九州市八幡東区・北九州市八幡西区・福岡市東区・福岡市博多区・福岡市中央区・ 福岡市南区・福岡市西区・福岡市城南区・福岡市早良区・大牟田市・久留米市・直方市・飯塚市・田川市・柳川市・八女市・筑後市・大川市・行橋 市・豊前市・中間市・小郡市・筑紫野市・春日市・大野城市・宗像市・太宰府市・古賀市・福津市・うきは市・宮若市・嘉麻市・朝倉市・みやま 市・糸島市・那珂川町・宇美町・篠栗町・志免町・須惠町・新宮町・久山町・粕屋町・芦屋町・水巻町・岡垣町・遠賀町・小竹町・鞍手町・桂川町・筑前町・東峰村・大刀洗町・大木町・広川町・香春町・添田町・糸田町・川崎町・大任町・赤村・福智町・苅田町・みやこ町・吉富町・上毛町・築上町