長野県の交通事故に強い弁護士

長野県は47都道府県中16番目に人口が多い地域ですが、平成28年における交通事故の死者数は全国で12番目に多く、人口の多さの順位を上回ってしまっており、交通事故対策に真剣に取り組んで行かなければならない都道府県であると言えるでしょう。

長野県の道路事情

長野県では、松本市、長野市、上田市、諏訪市などで交通事故が多発しています。
以下の5つの地点は、その中でも特に交通事故が発生しやすい交差点として地元の人にも知られています。

【やすらぎ橋信号交差点】

茅野市ちのにある、国道152号線と堤防道路が交わる四差路交差点です。
堤防の上にある交差点のため、方向によっては坂道となっており、対向車が見えにくくなっているので事故が多発しています。
また、信号無視を原因とする出会い頭の事故が多いのが特徴です。

【高出和手交差点】

国道19号線と市道とが交わる、塩尻市大字広丘高出にある四差路交差点です。周辺には商業施設が立ち並んでおり、交通量は多いですが、流れはスムーズであるため、スピードを出している車も多く、追突事故につながっています。
また、国道進行車両は右折禁止であり、それを知らないドライバーが違反をして右折してしまい、直進車と衝突してしまう事故が頻発しています。

【氷室西交差点】

県道302号線と主要地方道が交わる、松本市梓川倭にある四差路交差点です。
交通量が多いものの、渋滞することは滅多にないので、道幅が広くて見通しの良いこの交差点は、スピードを出して突入する車が多いです。
そのため、追突事故が発生しやすくなっています。

【大屋交差点】

上田市大屋にある、国道18号線と国道152号線と県道176号線とが交わる四差路交差点です。
国道、そして県道が交わる交差点のため、交通量が多く、大屋駅も近くにあることから、歩行者や自転車の姿も目立ちます。
それゆえ、右折車と直進車の衝突事故や、横断歩道利用者との衝突事故が多発しています。

【緑町交差点】

国道19号線と市道とが交わる、長野市大字鶴賀緑町にある四差路交差点です。交差点西方面に、大型交差点である市役所駅前交差点があるため、そのすぐ近くにあるこちらの交差点も、必然的に交通量が多くなっています。
また、南北を走る市道は道幅が細く、建物の形状により左折の際に視界が遮られるため、歩行者の発見が遅れてしまい、横断歩道利用中の歩行者と衝突してしまう事故が多く発生しています。

【日本初のラウンドアバウトが長野県飯田市にある】

なお、長野県飯田市には日本初導入となった「ラウンドアバウト」が設置されています。ラウンドアバウトとは、交差点の中央部分に円形地帯を設置し、その周りを一方通行で周回する形で他の道路へ接続する円形交差点のことです。

信号機が不要で一時停止する必要もないため、車の流れが途切れず渋滞の緩和や災害にも強いのが特長です。実際に地元の人に話を聞くと、信号機のある交差点よりも車の流れがスムーズで、また見通しも良いためスクランブル交差点よりも交通事故が発生しにくいと評判のようです。

長野県の交通事故件数及び状況

平成27年の1年間における長野県の交通事故状況は以下の通りです。
交通事故死者数：69名
交通事故件数：8865件

【事故の特徴】

平成26年の調査では、長野県の道路実延長、つまり道路の長さは全国第4位でした。それに対して、平成26年4月1日現在の長野県の道路舗装率は73.9％で、全国第39位と、下位から数えたほうが早い順位でした。

このことから、長野県は道路の長さに対し、舗装率は非常に低く、整備されていない危険な道路が多いため、交通事故が発生しやすい状況になっているのが伺えます。
そして、市街地の舗装が整った道路に車両が集中してしまうため、特定の道路での慢性的な渋滞が発生し、問題となっています。

平成27年に長野県で発生した車両同士の交通事故7638件のうち、一番多かったのが追突事故で3599件であったことからも、道路舗装率の低さが引き起こす渋滞のせいで追突事故が多発していることがわかります。

長野県は道路の舗装に力を入れ、渋滞の発生を緩和させていくことが今後の課題となるでしょう。
また、長野県には大人気のリゾート地、軽井沢があり、夏から秋にかけては避暑地軽井沢に他県からたくさんの観光客が車で訪れます。
そういった、長野県の道路に慣れていないドライバーが起こす交通事故も発生しています。

長野県弁護士会の概要

弁護士会の名称：長野県弁護士会
登録弁護士数：会員数244名(2017年4月1日現在)

長野県弁護士会は、長野市妻科432番地に本部を置き、以下の在住会を設置しています。

• 長野在住会
• 松本在住会
• 上田在住会
• 佐久在住会
• 諏訪在住会
• 伊那会館
• 飯田在住会

長野県の(無料)交通事故法律相談所

長野県では以下の場所で交通事故の相談を行っています。

交通事故相談所長野本所

長野市岡田町98-1長野保健福祉事務所庁舎（地下1階）
026−235-7175

交通事故相談所松本支所

松本市大字島立1020松本合同庁舎（2階）
0263−40-1949

交通事故相談所飯田支所

飯田市追手町2-678飯田合同庁舎（1階）
0265−53-0429

交通事故相談所上田支所

上田市材木町1-2-6上田合同庁舎（4階）
0268−25-7171（直通）

日弁連交通事故相談センター

長野 相談所
長野市妻科432　長野県弁護士会館内
026-232-2104

また、以下の場所では巡回相談を行っています。

佐久地方事務所

佐久市跡部65-1佐久合同庁舎内
0267-63-3133
（毎月第2金曜日）

諏訪地方事務所

諏訪市上川1丁目1644-10諏訪合同庁舎内
0266-57-2902
（毎月第2木曜日）

上伊那地方事務所

伊那市荒井3497伊那合同庁舎内
0265-76-6803
（毎月第1・第3木曜日）

木曽地方事務所

木曽郡木曽町福島2757-1木曽合同庁舎内
0264-25-2213
（奇数月第3水曜日・隔月）

北安曇地方事務所

大町市大字大町1058-2大町合同庁舎内
0261-23-6502
（偶数月第4木曜日・隔月）

北信地方事務所

中野市大字壁田955北信合同庁舎内
0269-23-0214
（奇数月第3木曜日・隔月）

長野県の交通事故相談のメリット

交通事故に遭ってしまった場合に受ける心身的なダメージは計り知れないです。ゆっくりと治療・療養に専念したいところですが、そうはいかないのが現実です。
交通事故にまつわる煩雑な手続きや、相手方の保険会社との交渉が待ち受けているのです。

まだ事故のダメージからも立ち直っていない状態の中、これらをこなすのは想像以上に大変なことです。しかし、弁護士に依頼すれば、疲れているあなたに代わりに、交渉や手続きなどの面倒事を担当してもらえます。

あなたの負担は非常に減ることになり、回復に専念できるでしょう。

長野県での交通事故なら、地元の交通事情を熟知している県内の弁護士に依頼するのが一番です。
初回の相談は無料で受け付けている弁護士も多いので、まずは相談だけでもしてみることをお勧めします。

長野県では冬季の事故に注意

長野県といえば、スキーヤーにとって絶好の行楽地です。

白馬八方尾根スキー場、志賀高原スキー場、野沢温泉スキー場、栂池高原スキー場、白樺湖スキーリゾート、ブランシュたかやまスキー場など、数多くの有名なスキー場があります。

そのため、県内はもちろん、県外からもウインタースポーツを楽しむたくさんの観光客が長野県を訪れます。
冬季はただでさえスリップ事故が多いうえに、雪道に不慣れな他県からのドライバーも増え、ますます事故も増加します。特に車間距離を十分に取らずに、雪道で急ブレーキをかけスリップして追突事故なども起きています。

スキーをしに長野県を訪れるドライバーは、スリップ事故に注意し、安全運転を心がけましょう。
また、県内のドライバーも、雪道は慣れているから大丈夫、という慢心は捨て、細心の注意を払って運転しましょう

長野県の交通事故弁護士が対応する市町村

長野市・松本市・上田市・岡谷市・飯田市・諏訪市・須坂市・小諸市・伊那市・駒ヶ根市・中野市・大町市・飯山市・茅野市・塩尻市・佐久市・千曲市・東御市・安曇野市・小海町・川上村・南牧村・南相木村・北相木村・佐久穂町・軽井沢町・御代田町・立科町・青木村・長和町・下諏訪町・富士見町・原村・辰野町・箕輪町・飯島町・南箕輪村・中川村・宮田村・松川町・高森町・阿南町・阿智村・平谷村・根羽村・下條村・売木村・天龍村・泰阜村・喬木村・豊丘村・大鹿村・上松町・南木曽町・木祖村・王滝村・大桑村・木曽町・麻績村・生坂村・山形村・朝日村・筑北村・池田町・松川村・白馬村・小谷村・坂城町・小布施町・高山村・山ノ内町・木島平村・野沢温泉村・信濃町・小川村・飯綱町・栄村