杉並区について
杉並区は東京23区に所属し、東京都区部の西部に位置する区です。
「杉並区」という地名は、江戸時代の初めに成宗・田端両村の領主であった岡部氏が、領地の境界の印として杉並木を青梅街道に沿って植えたことから始まったと言われています。
今ではもうこの杉並木は無くなっていますが、「杉並」の名は村名として使われ、町名・区名と変化して現在に至ったようです。
文字通り「杉の木」が中心となったこの区では、シンボルとして「スギ」と「アケボノスギ」が選ばれています。
また、実は杉並区内には日本全国に約400あるアニメ製作スタジオのうち70ほどがあり、世界有数のアニメ産業集積地とされています。
「アルプスの少女ハイジ」「風の谷のナウシカ」など、大衆に愛されてきたアニメ作品も杉並区のスタジオで作られたそうです。
加えて、「東京高円寺阿波おどり」も有名です。
この行事は、昭和32年に氷川神社の奉納行事として「高円寺ばか踊り」の名称で始まりました。
毎年夏になると、3日間の日程で150以上の連(踊りのグループ)と1万人以上の踊り手が、100万人を超える観客が見ているなかでパフォーマンスを行います。
この阿波踊りを見るために、遠方から足を伸ばしてくる方も多いでしょう。
行事の最中は人が溢れ、交通網も混雑します。
観光に来る際には、周囲の状況に気を付けて楽しむようにしてください。
もし杉並区で交通事故に巻き込まれた場合は、杉並区の交通事故に強い弁護士にご依頼ください。