逸失利益の自動計算ツール・計算機など解説

交通事故の逸失利益の自動計算ツールや計算機と実際の計算方法を知りたい方がいらっしゃることでしょう。

事故によって受けたけがや被害により、普段の業務を続けることができなくなったために、将来的な収入が減少したり、失われたりすることが発生することがあります。

この際の、逸失利益の計算は複雑で、個別のケースによって異なる要因が影響します。

今回は、交通事故の逸失利益の自動計算ツールや計算機と実際の計算方法について解説します。

逸失利益の自動計算ツール・計算機【交通事故版】

まずは、交通事故の逸失利益の自動計算ツール・計算機についてご紹介いたします。

この自動計算ツールは、前年の収入や症状固定時の年齢、後遺障害の等級などを入力することで、逸失利益の相場だけでなく、入通院慰謝料や後遺障害慰謝料なども自動的に計算できます。

計算は弁護士基準に基づいて行われますが、後遺障害の等級が確定していない場合は使用できません。

もしまだ後遺障害が未認定の場合は、予想される等級を仮定して自動計算ツールに入力してみましょう。

ただ、自動計算ツールが逸失利益の推定に使用されることが増えてきていますが、これらのツールはあくまで一般的な相場金額を提供するものであり、個別のケースに対応するには限界があることを理解しておく必要があるでしょう。

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交通事故の逸失利益の計算方法

逸失利益の計算式

交通事故の逸失利益の基本的な計算方法は以下の通りです。

逸失利益=基礎収入額 × 労働能力喪失率 × 就労可能年数に応じたライプニッツ係数
上記のそれぞれの項目について、以下解説をします。

基礎収入額を決定する

被害者の収入金額に関して、逸失利益の算定の基礎となるのは、通常「事故前の実際の収入」という原則とされます。

ただし、この基礎収入額は、会社員、主婦、自営業者、公務員、学生、無職などによって異なります。

以下のコラムなどを参考にして、基礎収入額を確定してみることが重要です。

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労働能力喪失率を表から算出する

労働能力喪失率は、後遺障害等級によって設定されています。

労働能力喪失率が高い場合、逸失利益の金額も相応に高くなる傾向があります。

例えば、「後遺障害1級の場合」、国土交通省のウェブサイト*に掲載された労働能力喪失率表によれば、労働能力喪失率は「100%」とされています。

【労働能力喪失表】(自動車損害賠償保障法施行令別表第2の場合)

等級 労働能力喪失率
1級
2級
3級
4級
5級
6級
7級
8級
9級
10級
11級
12級
13級
14級
100/100
100/100
100/100
92/100
79/100
67/100
56/100
45/100
35/100
27/100
20/100
14/100
9/100
5/100

 

https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/04relief/resourse/data/sousitsu.pdf

ライプニッツ係数の計算方法

上記で、労働能力喪失期間を計算することができたら、あとは、国土交通省のサイトで確認すると、ライプニッツ係数を算出することが可能です。

例えば、46歳の場合、21年の就労可能日数が残っているのでライプニッツ係数は「15.415」となります

*ライプニッツ係数については、国土交通省のサイトで確認可能です。国土交通省「就労可能年数とライプニッツ係数表

まとめ

今回は、逸失利益を自動で計算してくれるツールや計算機、および実際の計算方法についてご説明しました。逸失利益の算出は複雑な作業が伴うため、できれば自動計算ツールを活用することをお勧めします。

しかし、これらのツールは弁護士が一般的に用いる基準に基づいた計算結果を示すものです。

実際に逸失利益の請求を行う場合は、弁護士に正式に依頼する必要があることにご留意ください。

ツールを参考にしつつも、最終的には専門家である弁護士の適切なアドバイスとサポートを仰ぐことが不可欠です。

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