全損事故に遭った場合、いくらの賠償金・買い替え費用を請求できるか?
全損事故被害は、適切な知識がないと正当な賠償金を受け取ることができません。追突事故などで車が全損した場合、相手に請求…[続きを読む]
10対0事故でなおかつ「怪我なし」の軽い接触事故の場合、示談金の相場について気になる方もいるかもしれません。
事故の場合、怪我や精神的苦痛、収入の喪失など、被害者の損害の程度が示談金に影響します。
では、追突されたけど怪我がない場合などはどうなるのでしょうか?例えば慰謝料を請求できるのでしょうか。
この記事では、Yahoo!知恵袋やブログなどでも話題の、10対0事故で軽い接触事故で怪我がない場合にもらえる示談金の相場について解説します。
目次
追突されて10対0の交通事故にあった場合の「示談金」には、さまざまな項目が含まれます。
なぜなら、示談金は「1つの損害」だけではなく、複数の損害が組み合わさったものだからです。
10対0の人身事故の場合の示談金には、以下のような内容の損害が含まれます。
しかし、上記はあくまで「人身事故の示談金」の内訳です。
つまり「怪我あり」の時の示談金であるので、「怪我なし」の場合は、上記の項目は請求できません。
「治療費」や「慰謝料」は請求できないわけです。
一方で10対0の怪我なしの物損事故の場合の示談金には、以下のような内容の損害が含まれています。
特殊な事例を除いて、車の「修理費用」が示談金の大部分を占めることになります。
つまり、「俺の新車にぶつけたんだから迷惑料を払え」といった主張は通用しないことになります。
示談金の主な内容は修理費用です。
述べた内容から明らかな通り、軽い接触事故で10対0事故で怪我なしの場合の示談金相場は主に「修理費用」に基づきます。
具体的には、数万円から数十万円の範囲が一般的な金額相場とされます。
修理がドアの交換・修理だけで済む場合はもちろん比較的安価に抑えられますが、フレームやバンパーの交換・修理などが必要な場合は高額になる傾向があります。
10対0の怪我なし事故の場合、軽い接触事故が多いため、その場で示談をしてしまおうとするケースもよく見られます。
一般的に、軽微な損傷や修理が簡単に済むような事故では、交通警察が事故現場に駆けつけることなく、運転者同士で話し合い、示談を成立させることが行われることがあります。
しかし、その場で示談を成立させる際には注意が必要です。修理費用だけでなく、後からわかるかもしれない隠れた損傷や怪我なども考慮する必要があります。
そのため、示談交渉においてはすぐに合意するのではなく、事故の状況をよく確認し、十分な時間をかけて検討することが大切です。
もし示談交渉が難しい場合や不安がある場合は、弁護士や交通事故の専門家に相談することで、適切な対応ができるでしょう。
この記事では、Yahoo!知恵袋やブログなどでも話題の、10対0事故で軽い接触事故で怪我なしの場合にもらえる示談金の相場について解説致しました。
怪我なしの場合は、原則慰謝料や迷惑料といったお金は請求できません。そのため、普通に修理代だけの請求になることが多いです。
一般的な傾向として、軽い接触事故で怪我なしの場合は、比較的小規模な金額で示談が成立することが多いでしょう。