免許ローンで審査が通らない原因と対処法を徹底解説!

「免許を取れる年齢になったので、教習所に通いたい。しかし普通免許を取るには30万円近く必要で、そこまでまとまったお金はない。」そんな時に考えられる方法は、免許ローンを組むことですよね。とはいえ、

  • まだ高校生なので免許ローンを組めるか分からない
  • フリーターで収入が低いのでローンを組めるか不安だ
  • 審査が通らないのは嫌なので、絶対審査が通る方法を知りたい

という方も多いと思います。

この記事では、そんな免許ローンに関するお悩みを解決していきます。

具体的には、

  • 自動車学校・教習所のローンについて
  • 免許ローンの月々の分割金額
  • 免許ローンの審査基準
  • 高校生など未成年やフリーターがローンを組む方法や条件
  • ローンに通らない場合、落ちたときの確認事項と対策
  • 審査の甘いローンについて

の順に重要なポイントを解説します。エポスカードなどのローン審査を考えている人もぜひ確認ください。

目次

自動車学校・教習所はローンを組むことはできるの?

免許取得に必要な料金のローンは、審査などもありますが、基本は教習所の窓口などで手続きができます。

全国どこの自動車学校でも、ローンを提供している信販保証会社と提携しているのでスムーズです。

その他にも、

  • 教習所を紹介している代理店
  • 大学の生協

でも基本的にローンを組むことができます。

審査は提携している会社が行うため、自動車学校がとことか、他にもどこからとか、通過するかしないかには関係ありません。自分の安心できるところで申し込むようにしましょう。

教習所で免許取得にかかる平均相場

審査の前に、まずは免許取得にかかる費用を確認しましょう。教習所によって多少異なりますが、大きくは変わりません。
例として、以下が東京の葛飾区にある自動車学校の料金表です。

普通免許(AT)
教習料金 280,300円(302,724円/税込)
普通免許(MT)
教習料金 293,800円(317,304円/税込)

(参照:新小岩自動車学校)

だいたい30万円前後は見ておいた方が良いでしょう。

免許の費用が高いため、免許ローンを組む人も少なくない

上記のとおり運転免許を取得するには高額の費用が必要なため、免許ローンを組む人も少なくありません。

30万円を一度に払うのは難しくても、毎月1~2万円ほどであれば可能という人も多いのではないでしょうか。

教習所で免許ローンを組むことは可能

多くの教習所では、受付のところに免許ローンの申し込み用紙が置かれています。
受付の担当者に、免許ローンを考えていることを伝えればスムーズな申し込みが可能です。

運転免許ローンの月々の分割費用

それでは、実際に免許ローンを組むことになったとき、支払う費用や期間はどのくらいなのでしょうか。

ローンを組んで分割で支払いを行う場合、金利が上乗せされて実際の金額より高くなります。ローンを使うときの手数料といったイメージです。

金利は、

  • 会社にによって若干異なる
  • 分割回数が多いほど高くなる

といった特徴がありますが、例としてオリエントコーポレーションを利用して、
30万円を実質年率13.5%で支払った場合、以下のようになります。

月々8,000円プラン
(頭金0円の場合)
8,000円×49回(49カ月)
(最終回7,824円)
支払総額 391,824円
月々10,000円プラン
(頭金0円の場合)
10,000円×37回(37カ月)
(最終回8,028円)
支払総額 368,028円
月々12,000円プラン
(頭金0円の場合)
12,000円×30回(30カ月)
(最終回6,237円)
支払総額 354,237円

(引用:オリエントコーポレーション

その他にも頭金を増やして月額を抑えたり、月々の支払いを増やして金利の負担を減らしたりすることも可能です。

いずれにせよ、30万円という高額の支払いを免許ローンで分割することで、収入が少なくても簡単に支払うことができるようになります。

あとは自分に合った支払いプランを見極めるようにしましょう。

運転免許ローン審査はどのくらい厳しいの?通らない場合あり

とはいえ、運転免許ローンは通らない・落ちる場合があります。誰でも利用できる訳ではありません。

利用するためには「この人は貸したお金をきちんと返してくれる人か」という審査が必要です。

ただ、一般的には、免許ローンの審査はそこまで厳しくはないと言われています。そもそも学生を対象にしているものが多いからです。

しかしながら、審査なので通る人も通らない・落ちる人もいます。それぞれ特徴を確認しておきましょう。

免許ローンの審査に通る人の3つの特徴

ローンの審査に通る人には、以下のような特徴があります。

  • 毎月一定の安定した収入を得ている
  • 過去の信用情報に問題がない
  • 他社での借り入れが多すぎない

順番に説明します。

毎月一定の安定した収入を得ている

ローンを提供する会社は、お金を返してもらえなくなる貸し倒れを防ぐため、その人の返済能力をチェックします。

例えば、

  • 正社員として働いていて毎月20万円の収入がある人
  • アルバイトで月の収入に偏りがある人

では、当然ながら正社員の方が毎月きちんとお金を返してもらえるだろうと判断されます。

とはいえ、アルバイトでも安定した収入を得ていれば問題ないことも多いです。

過去の信用情報に問題がない

審査をするときに、ほぼ間違いなく過去の信用情報をチェックされます。
具体的には、

  • 過去のクレジットカードの支払いで、請求金額を滞りなく支払えているか
  • 過去のローン支払いを滞納していないか

などです。

このような過去の信用情報は、借りる会社が異なる場合にも伝わってしまうので気をつけましょう。

他社での借り入れが多すぎない

ローンを提供する会社は、お金を貸す際に他のところからも多額の借り入れがある人だと、本当に返してくれるのか不安に感じてしまいます。ローンを組む際は、他の借金をできるだけ返済してからにしましょう。

免許ローンの審査に通らない・落ちる場合|3つの特徴

  • 家賃や携帯料金の支払いを滞納している
  • 数社から多額の借り入れをしている
  • クレジットカードの料金を滞納している

例えば、免許ローンの審査に通らない!落ちた!という場合として、以上の3つが主に考えられます。

免許ローンの審査では、上記のような滞納や借金の情報は調べられてしまいます。

家賃や携帯料金、クレジットカードの料金などを数ヶ月支払うことができていない場合は、審査には通らない可能性があります。

免許ローンが通る審査基準

免許ローンの審査基準をまとめると、

  • 毎月安定した収入があるかどうか
  • 家賃、携帯料金、クレジットカード料金の滞納をしていないか
  • 過去にクレジットカード料金の滞納などをして信用情報を傷つけていないか
  • 他の金融機関から多額の借り入れをしていないか

などが審査の基準になります。

高校生などの未成年の方はローンを組むことができるの?

高校生などの未成年であっても、ローンを組むことは可能です。
ただし、銀行の免許ローンは未成年者が利用することはできないので、

  • 大学生協の免許ローン
  • 信販会社の免許ローン

から選ぶことになります。

高校生、未成年がローンを組む際に必要な書類

高校生、未成年がローンを組む際には、一般的に

  • 身分証明書(保険証・住民票など)
  • 収入証明書

などが必要です。ただし、利用する免許ローンによっても異なります。

基本的に親の同意が必要

高校生や未成年の場合、基本的にローンを組む際に親の同意が必要です。

エポスカードでは、未成年の場合、電話での親権者の同意だけで済むので簡単ですが、そもそもエポスカードを作るにも親の同意が必要になります。

では、成人した大学生やフリーターはローンを組むことができるの?

成人している大学生やフリーターは、一定の条件を満たせばローンを組むことが可能になります。それぞれ条件を確認していきましょう。

大学生が免許ローンを組む条件は?

大学生と免許ローンという観点ではどうなるでしょう。条件としては、親権者や保護者が連帯保証人になることが必須な点が重要なので注意が必要です。

大学生であれば、実質金利も9%台でお得なので、大学生協ローンを組んでみるのもよいでしょう。

フリーターが免許ローンを組む条件は?

フリーターが免許ローンを組むには、一定の収入を毎月得ていることがまず重要なので覚えておきましょう。

その他にも、以下2つが条件となりやすいでしょう。

  • 過去の信用情報に問題がない
  • 他の金融機関から多額の借り入れをしていない

ローンに落ちた時の確認事項と対策

審査のために準備をしても、落ちてしまうこともあるでしょう。
そんな時、どのようなことに気をつけて対策すれば良いのでしょうか。

自分の信用情報に問題がないか確認

過去の信用情報の傷が原因で審査に落ちていることは考えられるので、不安な方は調べてみるのも良いでしょう。

自分の信用情報を確認するには、全国銀行個人信用情報センター(KSC)という所に情報開示を求めるのが一般的です。

インターネット上でも確認することができます。
全国銀行個人信用情報センターのページ

一定の収入があるか確認

大事なポイントとして自分の収入を今一度確認しておきましょう。とくに親元で暮らしていて、生活費の負担の必要がない場合は毎月の給料を確認していないことも多いと思います。

毎月の安定した収入は、審査で重視されるので注意が必要です。中々安定しない場合は、アルバイト先のオーナーに相談するか、転職を検討するのも良いでしょう。

他にローンを組んでいないか確認

今回以外のローン支払いが終わっているかも確認しておきましょう。例えば2年前に組んだ36ヶ月ローンなど、かなり前のことで忘れている可能性もありますよね。

銀行の引き落とし明細で、毎月支払っているローンがないか改めて見てみてください。

オリコ、エポス、セブンカードは審査が緩め

運転免許ローンの審査が通過しなかった人や、通るか不安な方は、より甘い審査で通るものを利用するようにしましょう。

審査緩めがいい方は:オリコ、エポスカード、セブンカード

信販会社のクレジットカードの審査は銀行の運転免許ローンよりは甘い審査基準

一般的に信販保証会社のクレジットカードの審査は、銀行の運転免許ローンより通過しやすいと言われています。信販会社のカードの方が、会社としてより多くの人に使ってもらいたいと考えているからです。

信販会社のクレジットカードの金利は安くない

ただし審査が甘い分、手数料は多く取られてしまいます。それでも一括で払わなくて済むだけメリットはあると言えるでしょう。

もしも低金利にしたい方は、銀行の免許ローンがおすすめ

より支払う費用を抑えるために、低金利のところを選びたい方には銀行の免許ローンがおすすめです。審査基準や、自分の支払いの状況などを考えて自分に合った免許ローンを選ぶようにしましょう。

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