弁護士費用特約の使い方、メリット、デメリット、注意点を解説【2023年最新版】
自己負担0円で弁護士依頼できる弁護士費用特約をご存知ですか?この記事では、弁護士費用特約の使い方やメリット・デメリッ…[続きを読む]
と切に望んでいる方がいらっしゃるかと思います。
しかし実際のところ、一般の方が弁護士に法律相談をするチャンスは少なく、交通事故の被害にあって、いざ弁護士に相談する際に困ってしまうケースがあります。
「弁護士相談するには何を用意すれば良いのか」また「交通事故慰謝料など、どんな内容を無料相談できるか」など少なからず不安があるのではないでしょうか。また、
など様々な疑問があると思います。そこで今回は弁護士事務所の「初回相談無料」サービスを効果的に利用するために、一体どんな知識が必要か、また慰謝料の相談内容やメリットなどを解説して参ります。弁護士に相談する時の服装や注意点なども解説します。ぜひ弁護士に電話相談をする前に学んでみてください。
目次
一口に、交通事故の無料相談といっても、その内容は多岐に渡ります。
例えば次のような相談例があります。
などです。弁護士は「なぜ被害者が困って相談してきたのか?」をまず理解する事で、どうしたらこの人の不安を解消出来るのかを考えて対処します。
交通事故被害にあって何に困っているかを、まずうまくわかりやすく伝えることが最大の「電話相談のコツ」であると言えます。
ただし交通事故といってもなんでも相談を受けてくれるかというとそうではない場合が多いです。
簡単にでも、弁護士事務所の方針をまず確認してから電話したほうがよいでしょう。
たとえば下記のような内容は相談を受け付けてくれないことがあります。
物損事故については、例外的に「弁護士特約」に加入していれば対応してくれる事務所もあります。
以上になりますが、多くの法律事務所が交通事故の法律相談は「人身事故の被害者」が対象となっていると考えればよいでしょう。
しかし実際電話をする際に「何に困っているか」だけを、伝えるだけで良いのでしょうか。その他細かい内容は聞かれることはないのでしょうか。
まず弁護士に相談したいと思って電話相談をしてみようと考えた場合、すべてを細かく話しても時間がかかるので、何点か絞って伝える必要があります。
そしてその後、後日さらに詳細な書面を提出するという形をとるのが一番スムーズです。
それでは、具体的に何を伝えるかと以下のようなことです。
以上のようなことが分かれば、ある程度事故の規模が判断できるので、およそどの程度の「示談金・慰謝料」になりそうか計算することができます。
また自身が加入している保険の内容については必ず聞かれますので、手元に「自分が加入している任意保険」の内容がわかるものを準備しておく必要があります。
ただ、弁護士が一番聞きたいところは「弁護士費用特約」が付帯されているかどうかです。
これが付帯されている場合は、保険会社から弁護士費用がでるため、弁護士側としては「費用倒れがない、回収漏れがない」安心な顧客であるメリットがあって、がぜん受任に前向きな姿勢となるわけです。
もしも弁護士費用特約に加入していない場合「費用倒れ」(弁護士を入れることで、かえって損害賠償額が減ってしまう)の問題が生じます。
なぜならあまりに事故の規模が小さい場合は、示談金の増額分より弁護士費用が高くついてしまうのです。
もちろん弁護士は費用倒れになる場合、その旨を教えてくれますので、まずは、自分の事故の場合「弁護士依頼したほうが得なのか、損なのか」を相談してみることはメリットが大きいです。
法律事務所といえば「とりあえず行ってみれば誰かいるだろう」というイメージがあるため、事前に連絡をせずにとりあえず訪問してしまう方がたまにいますが、これは絶対にNGです。
これには、2つの理由があります。
実は、日中に弁護士が事務所に張り付いて仕事をしていることはかなり少ないです。
人身事故や自転車事故、追突事故の解決のために、裁判所に行ったり、外で仕事をしているケースがよくあります。
また、運良く事務所にいたとしても、すでに予定が入っていれば、その日は対応してもらえない場合も多いです。
示談金の相談などで事務所訪問をする際は必ず予約して、いきなり事務所に来所しないようにしましょう。やはり双方準備が必要なものなのです。
上記でも解説したとおり人身事故・交通事故に遭った場合、その旨を無料相談電話でまず伝える必要があります。
そして相談後、事務所を訪問することになりますがその際に、当日何を持って行けばよいのかを教えてくれます。
この時の持ち物は、交通事故の状況や、その弁護士事務所のやり方によって異なります。
などをしっかり無料電話相談の際に、しっかり答えてこそ正確な準備ができます。
誤ってあとからもう一度書類を持参したり郵送する手間を省くためにも、また法律相談自体もスムーズに進めるためにも、しっかりと確認しておきましょう。
離婚事件などの場合、相談料は30分5000円が一般的です。
一方、交通事故事件の場合は、来所して本気で相談してくれる方には初回相談料を無料にしている事務所が非常に多いです。
「相談料が取られるのでは」と気にしている方はご安心ください。その点についてはデメリットはないと言えるでしょう。
当サイトからも東京、千葉、神奈川、埼玉、大阪、京都など大都市圏を中心に、県ごとに交通事故に強い事務所を掲載しておりますので、相談したい方は後ほどご参考ください。
初回の電話相談後、実際に訪問する際に持参すべき書類はなんでしょう?
電話で予約する際に基本的な持ち物は教えてくれますが、弁護士事務所によっては「とりあえず来てください」など、具体的な書類などまで詳しくアナウンスしていないケースもあります。
確かに手ぶらで事務所訪問しても交通事故の法律相談自体は可能ですが、必要な書類がその場にないと、弁護士の判断が鈍ったり、二度手間になってしまい、結果として事件解決までに余分な時間をかけることになってしまいます。
また、交通事故・人身事故の初回無料相談を実施している弁護士事務所は多数ありますが、相談時間を無制限にしているとは限りません。
示談金や示談書の無料相談を実施している弁護士事務所の多くは30分、長くても1時間程度の場合もあるため。その間に出来る限り話を進めて、初回無料相談サービスをフル活用することが大切です。
弁護士事務所を予約した際には特に言われていなくても、持っていくと役に立つ「持ち物」についてご紹介します。
【どんなケースでも必ず持参すべきもの】
・印鑑
・身分証明証
・任意保険の保険証券
上記については、必ず必要になりますので言われていなくても準備していきましょう。
【あれば持参すべきもの】
・人身事故後、保険会社からもらった書類すべて
・事故証明書
・事故状況報告書
・医師の診断書
・治療費の明細書
・車の修理代金の明細書や領収書
・事故の相手方から送付された書類すべて
【その他】
・後遺障害診断書
・後遺障害等級の認定通知
・給与明細(過去3ヶ月分)・確定申告書(前年度分)・源泉徴収票など
以上は後遺障害が認定された場合や休業損害を請求する場合にもっていくものです。
これらの中で、すでに手元にあるものは必ず持参しましょう。
もしも弁護士から質問された際に、これらの書類がないと
というような曖昧な返答しかできず、困ってしまいます。
弁護士は、適当なことは言いたくないため、示談金・慰謝料の相場や休業損害の見積もりなど損害額の概算を算出したり、いくら加害者に請求できるかなどを聞かれても、「書類で内容を客観的に確認」しないと、具体的な数字を言わないケースもあります。
そのため、初回無料相談でより多くの情報を弁護士から得るためには、これらの書類は出来る限り持参しましょう。
先述したとおり、相談時のマナーとして一番重要なことは、相手が知りたいことを的確に伝えようとする態度です。
といっても、弁護士にとっても、依頼者との「信頼関係」は大変重要です。
そこで、信頼関係を築くためにも、ベーシックな服装を選び、清潔感のある髪型・メイクをして訪問するほうが無難です。
もちろん決まりはないので、服装の内容はスーツでもいいですし、カジュアルな服装でも構いません。
また、手土産にお菓子などを持っていこうとする方もいますが、持っていかなくても失礼に当たりませんし、邪険に扱うこともありません。
ただ、もちろん持っていきたいと考えてる方は、もっていっても問題ありません。大抵の場合は受け取ってもらえるでしょう。
予約をして、上記の持ち物を持参すればそれで完璧かというと、実はまだそうとは言えません。
交通事故の初回相談において最も時間がかかるのが、弁護士の「状況把握」です。
交通事故の被害者、加害者は、初めて経験することも多く、頭の中が混乱しているケースが多いです。
いざ弁護士を前にしても、相談の仕方がわからない場合、実際にこれまでに起きたことを正しく弁護士に伝えることができない場合が多いのです。
法律相談において、「状況把握」は基本中の基本です。今あなたが置かれた状況が正確にわからなければ、いくら弁護士でも適切な対応はできません。
そこで、この状況把握で貴重な初回無料相談の時間を消費しないために、できれば次の2つのものを準備していきましょう。
交通事故発生直後から、今に至るまでに発生した出来事を、時系列順に書いたメモを準備しましょう。
自転車事故にしろバイク事故にしろ被害を受けると、なれない治療に疲れてしまったり、むち打ち症などで強いストレスを感じることも多く、事故後に発生したことを正しく記憶できていない場合もあります。
弁護士にその場で聞かれると、すぐに思い出せないこともありますので、事前に頭の中を整理して、紙に書き出しておくと、法律相談の際にそれを弁護士に直接見せたり読み上げることで、短時間で正しい情報を弁護士に伝えることができます。
人身事故にはさまざまなケースがあります。
被害者にとってはこれが唯一の交通事故かもしれませんが、弁護士はさまざまな態様の交通事故を経験しています。
そのため、単純に「出合い頭に衝突した」とか「後ろからぶつけられた」といった情報だけでは、正しい想定が出来ません。
どのような状況で事故が発生したのか弁護士がイメージしやすいよう、メモ入りの簡単なイラストを準備しておくと良いでしょう。
また、可能であれば「事故現場の写真」や「事故車両の写真」を準備しておくとなお良いでしょう。
ちなみに、すでに保険会社から「事故状況報告書」をもらっている場合は、それに自分で記入して持参しても大丈夫です。
これがあれば、通常説明に10分以上かかるところを、人身事故の相談の仕方を少し変えるだけで2分程度に短縮するも可能となります。
下記、6項目を伝えるようにしましょう。交通事故の法律問題がおこったら、まず事実を確認しましょう。
上記の5項目は聞いておくとよいでしょう。
被害者の心身に生じた損害賠償を勝ち取るべく、加害者側の保険会社と示談交渉をしてくれます。適切な治療期間、適切な損害賠償額を勝ち取ってくれます。また、後遺障害認定のサポートもしてくれます。
今回は、「交通事故弁護士に無料相談したい!準備とコツを知ろう!」をテーマに、弁護士相談の準備に必要なものや内容、メリットなどを解説しました。
弁護士依頼することで、メリットがあるか、ないかは、弁護士事務所は丁寧に教えてくれます。費用倒れの心配があるか?一人で悩む前に、まずは、無料相談を活用して、電話をして相談することをお勧めします。