交通事故を起こしやすい人と遭いやすい人

運転席の風景

「できることなら交通事故に巻き込まれたくない」
きっと誰しもがそう考えていることと思いますが、実は交通事故は、事故を起こしやすい人、そして事故に遭遇しやすい人、そしてケースというものが統計的にわかっています。
では、その具体的な内容について見ていきましょう。

交通事故に巻き込まれやすい「血液型」って?

とある警察署において、交通事故当事者の血液型をまとめて公表していました。
まず、日本人における血液型ごとの人口割合は、概ね以下の通りです。

【人口に対する血液型の割合】

A型40%
B型20%
O型30%
AB型10%

このように、血液型の割合でいくとAB型の人口が一番低いということがわかります。これに対し、交通事故当事者の血液型の割合を見ていくとこうなります。

【交通事故に対する血液型の割合】

A型10%
B型20%
O型40%
AB型30%

一般的にはA型が交通事故を起こしやすいなんて言われたりしますが、実は一番交通事故を起こしやすい血液型はAB型なのです。AB型は交通事故全体に占める割合が多いのと合わせて、重大事故の加害者となることも多いようです。性格的に信号待ちや渋滞でストレスを感じやすいようですのでAB型の方は運転する際に十分注意しましょう。

こんな性格は交通事故を起こしやすい

普段はそんなことないのに、運転するときだけ周囲に文句を言う人っていますよね。

例えば、横断歩道をゆっくり渡っている老人に対して
「早く渡れよ」
とか、信号待ちが続くと舌打ちをしたりなど、運転しているときだけイライラしやすい人は、交通事故につながる恐れがあるため注意が必要です。この状態を心理学的に分析した人の話によると、車内といのは一つの囲われた空間であり、プライベートでありながら公共の場とも繋がっている特殊な場所で、車の運転中については、歩行中の時と違い「匿名性」というものが無意識のうちに生じるそうです。

つまり、運転しているのは自分自身なのに、相手に対して責任を負わなければならないとする感覚が、車に乗っていることで薄れてしまうのです。これを心理学的には「没個性化」というそうです。これは、「赤信号みんなで渡ればこわくない」のように、集団の中の一員となることで責任意識が薄れるのと似ています。

運転中は車という空間の中にいるため、いつもよりも責任感が薄まりやすいそうなので、心当たりのある人は運転中意識して直すようにしましょう。

交通事故死者数で最も多いのは高齢者

日本の高齢化に伴い、交通事故の多くは「高齢者」が関係しています。交通事故の死者数を年齢層別に分析をすると、平成27年のデータでは54.6%を高齢者が占めています。交通事故によって死亡する人のおよそ2人に1人は高齢者ということになります。

では、高齢者はどのような状況で交通事故に遭いやすいのでしょうか。
高齢者の交通事故を状態別に調べてみると、以下のような結果でした。

1:歩行中 47.6%
2:自動車乗車中 28.4%
3:自転車乗車中 16.6%

このように、高齢者は歩行中に車にはねられて死亡するケースが非常に多いことがわかります。その理由の一つに「致死率」が関係しています。高齢者の場合は、自転車事故などでも死にいたるケースがあるほど、他の年齢層に比べ死亡しやすい傾向にあるのです。特に歩行中の無防備な状態ではねられると、かなりの確率で死亡事故となってしまうのです。ちなみに、交通事故全体の致死率は0.61%であるのに対し、75歳以上の高齢者については3.83%と非常に高くなっています。

世代別の運転中における交通違反の傾向

交通死亡事故に結びついたケースの法令違反を年齢層別に見ていくと、一つの傾向があることがわかります。

24歳以下の若年層

この年齢層が起こした交通死亡事故の原因を見ていくと、次の3つの要因が全体の50%近くを占めています。

漫然運転

漫然運転とは運転以外のことを考えていたり、ぼんやりと運転していたことにより前方への注意力が欠けてしまい、その結果危険を見落としたり、発見が遅れて事故につながるケースを言います。例えば、考え事をしながら運転していて事故を起こしてしまうような場合などがこれに該当します。

最高速度

若年層に多い違反はやはり速度超過です。最高速度以上の速さで走行中に、他の車と接触して交通事故が発生するのです。

脇見運転

外の景色を見ていたり、車内で落としたものを拾おうとした、といったことで脇見運転をして前方への注意が欠けて事故にいたるケースがあります。また、同乗者との会話に夢中になることで事故にいたるケースもあるようです。

高齢者

高齢者の法令違反で圧倒的に多いのが「運転操作不適」です。これは、ブレーキとアクセルを間違えて踏んだ、とか、ハンドル操作を誤った、などといったものが当てはまります。実は、ペダルの踏み間違いによる事故の死亡率は3.44%と、他の人身事故の17倍も高いのです。

高齢者の方が運転をする際には、ハンドル操作とペダル操作には細心の注意を払いましょう。

子供の交通事故に多いシチュエーションとは

子供が交通事故の被害にあうケースというのは、総じて一定の傾向があります。
次の点に注意をすれば、ある程度交通事故に遭遇する確率を減らせるでしょう。

自宅から1km圏内

子供が交通事故の被害にあう場所というのは、登下校に利用している自宅から1km圏内がとても多いようです。そのため、普段の登下校に利用する道路については、子供と一緒に安全確認をするポイントなどを確認すると良いでしょう。

飛び出し

子供の交通事故のおよそ53%は子供の急な「飛び出し」が原因と言われています。つまり、車から突っ込んでくるよりも、子供の不注意によるものの方が多いわけですから、普段から道路に飛び出さないよう子供にしっかりと教育しておけば、交通事故はかなり防げるでしょう。

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