交通事故で5回以上通院したら一時金・見舞金が10万円もらえるか？

交通事故の被害にあった方は、病院に通院していることがあります。

もし自動車保険(任意保険)に加入している場合、通院日数が5回以上になると、お見舞金や一時金が支払われることがあります。

ただし、保険会社によっては1日でも支給される場合があり、また金額も異なります。

どちらにせよ、支給される見込みがある場合は、しっかりと通院し、日数を確保することが重要です。

今回は、事故による通院時に支払われる一時金、見舞金の相場や、最低通院日数について、5回でいいのか、5日以上か、保険会社ごとに説明します。

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東京海上日動のトータルアシスト自動車保険では、以下の条件で傷害一時費用保険金が支払われます。

• 5日以上の通院が必要なケガを負った場合、傷害一時費用保険金が支払われます。
• 補償対象となる人身傷害保険による事故で、入院または通院日数が合計で5日以上の場合です。
• 1名につき10万円または20万円の支払いがあります。
• ただし、事故発生日から180日以内である必要があります。

通常は10万円が支払われますが、傷害一時費用保険金「倍額払特約」に加入している場合は20万円が支払われます。

なお、契約内容によって対象となるケースが異なりますので、特に歩行中の事故や契約していない車両との事故には注意が必要です。

日額はいくら

また、日額については、上記の通り4日以下の通院の場合は日額0円となります。

5日、つまり5回通院した場合は、倍額払特約がない場合であれば日額2万円の一時金が支払われます。

日数がこれ以上、増えても金額は変動しません。

画像引用：人身傷害保険 | トータルアシスト自動車保険 | 東京海上日動火災保険

以下は支払保険金の詳細です。

• 治療日数が4日以内の場合、支払保険金の金額は1万円です。
• 治療日数が5日以上の場合、下記の表に従って支払保険金の金額が決まります。

上記の通り、あいおいニッセイ同和損保の場合、治療日数が4日以下でも一律で1万円が給付されます。

治療日数が5日つまり5回以上になると、支払金額は増額されます。また、けがの内容によっても、支払金額が変動します。

まず、「傷害一時金（1万円・10万円）特約」の場合です。以下の条件が該当する場合、傷害一時金が支払われます。

• 入院または通院した実際の治療日数が1日以上5日未満の場合、1万円の傷害一時金が支払われます。
• 入院または通院した実際の治療日数が5日以上の場合、10万円の傷害一時金が支払われます。

また、「傷害一時金（1万円・10万円）倍額払特約」も選択できます。この特約に加入した場合、支払われる金額は通常の2倍となります。

ja共済の治療共済金について説明します。

• (1) 医師または歯科医師の治療を受けた日数の合計が5日未満の場合、1回の事故につき1万円が支払われます。
• (2) 医師または歯科医師の治療を受けた日数の合計が5日以上の場合、1回の事故につき10万円が支払われます。

なお、治療共済金倍額型を選択した場合、支払い金額は2倍になります。

また、5日目の治療を受けた日が、事故が起きた日から200日以内の場合に支払対象となります。

治療期間中でも共済金を受け取ることができるため、必要な費用に充てることができます。

• 入通院日数が5日以上の場合、入通院定額給付金として10万円が支払われます。

また、入院生活サポート費用保険金という特典もあります。

入院した場合、事故発生日から180日以内の期間において、病室で自己の身の回りの世話などに利用するヘルパー費用（日額15,000円まで）が支払われます。