東京でむちうちに強い弁護士5選!【2023年版おすすめ】
むちうち症状に関する法律問題に詳しい弁護士事務所をお探しの方は、東京エリアの池袋や新宿、八重洲などでも多く存在してい…[続きを読む]
軽い接触事故でも、停止している車に後ろから追突などがあった場合、初めはからだに怪我がないように見えても、「むちうち」症状で首が痛くなることがあります。
この時にすぐに治る場合と治らない場合があります。
この記事では、Yahoo!知恵袋やブログでも話題の「10対0の事故でむちうち症状が2週間通院した場合の慰謝料相場」や示談金の増額方法について解説します。
目次
むちうちの慰謝料の計算基準には、自賠責基準、任意保険基準、弁護士基準の3つが存在します。
任意保険基準は現在非公開となっていますが、自賠責基準と弁護士基準は公開されており、いずれも「通院期間」や「通院日数」によって金額相場が変動するよう設定されています。
例えばむちうちにしろそれ以外の症状にしろ、自賠責基準の場合は、以下のような公式が適用されることがあります。
例えば、むちうち通院2週間の場合はどうなるか考えてみましょう。例えば以下のような日数であったとします。
この場合、上記の公式を照らし合わせると、以下のような金額になります。
先述のように、むちうちの治療期間が2週間であっても、実際の通院日数が増えると慰謝料が増額されることがわかります。
ただし、無理な通院は避けるべきであり、不必要な通院は望ましくありません。保険会社にバレる可能性もありますので注意が必要です。
また、前述の金額は「慰謝料」に関するものであり、「治療費」については別途請求することができます。
重要な注意点として、治療期間に関する診断書の記載だけに頼るのではなく、実際の完治した通院期間が非常に重要です。
特にむちうちの診断書の場合、2週間といった治療期間が記載されることが一般的ですが、これはあくまでも目安であることを理解しておきましょう。
実際には、診断書に記載された治療期間よりも治療に必要な期間が長くなる場合が多く、むちうちの完治には時間がかかることがあります。
多くのケースで、事故直後に医師からもらった診断書では2週間で治るとされていたが、実際には2週間を過ぎても症状が改善しないという不満があります。
このような場合、慰謝料や示談金の額はさらに増加する可能性があることを理解しておくことが重要です。事故後の経過をしっかりと把握し、完治したときに治療を終えるよう努めることで、公正な賠償を得ることができるでしょう。
10対0の事故で、弁護士基準でむちうちの慰謝料を計算した場合は、前述の方法よりも金額が上昇します。
ただし、弁護士費用特約に加入していない場合、弁護士に依頼することにより弁護士費用がかかり、2週間程度の通院の場合、結果的にマイナスになる可能性もあります。
そのため、多くの人々は弁護士に依頼せず、自賠責基準で慰謝料を計算して請求することが選択されることが多いでしょう。
むちうちの弁護士基準表に関する詳細は別のコラムに譲りますので、併せてご参照ください。
10対0の過失割合でむちうちになった場合の示談金は慰謝料だけではありません
主に、以下のような内容の損害が含まれます。
治療費、付添看護費用、入院雑費、通院交通費などについては、通常は金額について揉めることは少ないと考えられますが、休業損害の場合は交渉が必要なケースもあります。
むちうちでの休業損害に関しては、双方の意見が食い違うことがあるため、しっかりと交渉する必要があります。
今回は、Yahoo!知恵袋やブログでも話題の、「10対0の事故でむちうち症状が2週間通院した場合の慰謝料相場」や示談金について解説しました。
10対0の事故でむちうち症状が2週間通院で完了せずに、治療期間が伸びる場合もあるので注意が必要です。
弁護士特約に加入している場合は、まず交通事故に強い弁護士に相談をすることがおすすめです。