【10対0事故】むちうちで2週間通院!示談金・慰謝料相場を解説

  • むちうち症状を患い、通院期間が2週間程度の場合の10対0事故における慰謝料・示談金相場はどのくらいなのでしょうか?

軽い接触事故でも、停止している車に後ろから追突などがあった場合、初めはからだに怪我がないように見えても、「むちうち」の症状で首が痛くなることがあります。

この時には、すぐに治る場合と治らない場合があります。

この記事では、Yahoo!知恵袋やブログでも話題の「10対0の事故でむちうち症状が2週間通院した場合の慰謝料相場」や示談金の増額方法について解説します。

慰謝料・示談金の金額相場を計算する

慰謝料・示談金は通院期間や日数が関わってくる

むちうち症状の慰謝料の計算基準には、自賠責基準、任意保険基準、弁護士基準の3つが存在します。

任意保険基準は現在非公開となっていますが、自賠責基準と弁護士基準は公開されており、いずれも「通院期間」や「通院日数」によって金額相場が変動するよう設定されています。

例えばむちうちにしろそれ以外の症状にしろ、自賠責基準の場合は、以下のような公式が適用されることがあります。

  • 自賠責基準の入通院慰謝料の計算方法
  • 「実通院日数 × 2」「治療期間」
  • 上記いずれか少ない方の日数 × 4,300円 = 入通院慰謝料

10対0事故で、むちうちで2週間通院の具体例

例えば、むちうち通院2週間の場合はどうなるか考えてみましょう。例えば以下のような日数であったとします。

  • 実通院日数:6日
  • 治療期間:14日(2週間)

この場合、上記の公式を照らし合わせると、以下のような金額になります。

  • 6×2×4300=51,600円

実通院日数が伸びると慰謝料金額が上昇

先述のように、むちうちの治療期間が2週間であっても、実際の通院日数が増えると慰謝料が増額されることがわかります。

ただし、無理な通院は避けるべきであり、不必要な通院は望ましくありません。保険会社にバレる可能性もありますので注意が必要です。

また、前述の金額は「慰謝料」に関するものであり、「治療費」については別途請求することができます。

注意点:診断書の日数ではなく完治した通院期間が重要

重要な注意点として、治療期間に関する診断書の記載だけに頼るのではなく、実際の完治した通院期間が非常に重要です。

特にむちうちの診断書の場合、2週間といった治療期間が記載されることが一般的ですが、これはあくまでも目安であることを理解しておきましょう。

実際には、診断書に記載された治療期間よりも治療に必要な期間が長くなる場合が多く、むちうちの完治には時間がかかることがあります。

多くのケースで、事故直後に医師からもらった診断書では2週間で治るとされていたが、実際には2週間を過ぎても症状が改善しないという不満があります。

このような場合、慰謝料や示談金の額はさらに増加する可能性があることを理解しておくことが重要です。事故後の経過をしっかりと把握し、完治したときに治療を終えるよう努めることで、公正な賠償を得ることができるでしょう。

むちうち通院2週間の場合、弁護士基準の慰謝料金額

10対0の事故で、弁護士基準でむちうちの慰謝料を計算した場合は、前述の方法よりも金額が上昇します。

基本的な金額相場は、80,000円と考えてください。

ただし、弁護士基準の計算は、弁護士に依頼をする必要があります。そのため、多くの人々は弁護士に依頼せず、自賠責基準で慰謝料を計算して請求することが選択されることが多いでしょう。

具体的な弁護士基準の計算は以下の慰謝料ツールなどを利用ください。

弁護士特約があれば通院2週間でも弁護士基準を利用可能か

弁護士特約に加入している場合、通院期間がたとえ2週間であっても、弁護士基準に基づいて慰謝料の計算を行うことができる可能性があります。

弁護士特約は、保険契約に付帯するオプションであり、交通事故などのトラブルに対して弁護士費用をカバーしてくれるものです。

この特約を利用することで、弁護士に相談し、法的なアドバイスを受けることができるため、通常の保険基準よりも有利な弁護士基準で慰謝料や損害賠償の請求が可能になるのです。

弁護士特約の詳細や具体的な利用方法については、保険会社や弁護士に相談することで確認できます。また、事故後の手続きや交渉において、弁護士の専門知識や経験が役立つことも多いため、積極的に利用することをお勧めします。

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むちうち2週間の事故でも、示談金は慰謝料だけではない

10対0の過失割合でむちうちで2週間通院になった場合の示談金は慰謝料だけではありません

主に、以下のような内容の損害が含まれます。

  •  治療費
  •  付添看護費用
  •  入院雑費
  •  通院交通費
  •  休業損害
  •  入通院慰謝料

治療費、付添看護費用、入院雑費、通院交通費などについては、通常は金額について揉めることは少ないと考えられますが、休業損害の場合は交渉が必要なケースもあります。

むちうちでの休業損害に関しては、双方の意見が食い違うことがあるため、しっかりと交渉する必要があります。

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まとめ

今回は、Yahoo!知恵袋やブログでも話題の、「10対0の事故でむちうち症状が2週間通院した場合の慰謝料相場」や示談金について解説しました。

10対0の事故でむちうち症状が2週間通院で完了せずに、治療期間が伸びる場合もあるので注意が必要です。

弁護士特約に加入している場合は、まず交通事故に強い弁護士に相談をすることがおすすめです。

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