逆走事故とは?発生しやすいケースや過失割合、慰謝料について解説!

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車を運転する場合には、交通事故に遭わないよう、注意が必要です。ただ、自分が注意していても、相手の不注意で事故に巻き込まれてしまうおそれがあります。

恐ろしい事故の形態として「逆走事故」があります。突然相手が高速道路を逆走してきたら、どのような対処をすればよいのでしょうか?その場合の過失割合や慰謝料などがどうなるのかも押さえておく必要があります。

今回は、逆走事故が起こりやすいケース、過失割合、慰謝料などの知識を確認していきましょう。

1.逆走事故とは何か?(高速、一方通行)

そもそも、逆走事故とはどのような事故を言うのでしょうか?

これは、ある自動車が一方通行の道路を反対向きに走行しているとき、対向車と衝突して起こる事故のことです。

普通の事故の場合、お互いが同じ方向に走っていて衝突するか、自分の左右から走ってきた車と衝突することが多いので衝撃が緩和されるのですが、逆走事故の場合、真逆からお互いが速度を出してぶつかるため、非常に衝撃が強くなり、事故の結果も重大になりやすいです。

特に高速道路上で逆走事故が起こると、避けようとした通常走行の車が無理にハンドルを切って中央分離帯などにぶつかってしまうことが多く大事故につながりやすいですし、避けきれずに正面衝突をすると、お互いの車がぐちゃぐちゃになったりします。さらに、後から来た車が混乱して2次被害、3次被害につながることもあったりするので、結果が重大になりやすいです。

2.どのくらい、逆走事故が起こっているのか?

普通に自動車を運転していたら逆走事故など起こるはずがない、と思われるかもしれません。しかし、テレビのニュースなどでも時折報道されているように、逆走事故は実際に起こっています。どのくらいの件数があるのでしょうか?

平成23年~平成27年までの国土交通省の調査によると、高速道路上における逆走事故は、だいたい年間200件くらい発生しています。平成23年が211件、平成24年が210件、平成25年が143件、平成26年が212件、平成27年が190件となっています。死亡事故の件数は、平成23年~平成27年まで、年間4~6件です。

逆走事故全体の件数は平成25年のみ減少していますが、その他はだいたい一定であり、現在もそう変わらないと考えられます。

また、このデータは高速道路に限ったデータですから、一般道を含めると、逆走事故の数字はもっと増えるはずです。
これだけの件数が起こっているのですから、逆走事故に遭遇する可能性は誰にでもあることであり、決して人ごとではありません。

3.逆走事故が起こりやすいケースとは?

それでは、逆走事故は、どのような場合に起こりやすいのでしょうか?

3-1.どこでおきやすいか?高速道路上!

まず、逆走事故が起こりやすい場所を確認しましょう。これについては、圧倒的に高速道路上です。一般道路では、そもそも道路を反対側に間違えて走るということが少ないですし、他の車を見て、事故になる前に自分で気づいて止まることができます。万一事故になっても、お互いがめいっぱいの速度を出していないので重大な結果になりにくいです。

これに対し、高速道路では、自車のみが一方的に逆走していたら、逆走に気づきませんし、まさか逆走する車があるとも注意を払っていません。
そのままめいっぱいの速度で対向車両につっこんで行くため、お互いが避けられずに事故になってしまいます。

それでは、高速道路の中でも逆走事故が起こりやすい場所があるのでしょうか?

NEXCOの調査によると、インターチェンジやジャンクションにおいて、特に事故発生率が高くなっています。

たとえば平成26年の逆走事故の件数は198件ですが、うち96件がインターチェンジやジャンクションで起こっています。次いで本線の54件、サービスエリアやパーキングエリアの15件と続いていきます。

3-2.逆走事故で多く見られるパターン

逆走事故で多く見られるパターンには、以下のようなものがあります。

  • 目的の出口を過ぎてしまって、本線上やインターチェンジでUターンをしてしまう
  • 行き先を間違えて、本線の合流部でUターンしてしまう
  • パーキングエリア、駐車場内が混雑しており、駐車エリアを探している内に逆走する
  • サービスエリアやパーキングエリアで出口を間違えて逆走してしまう
  • 料金所に入って、出口道路に入り逆走してしまう

高速道路上では、インターチェンジやジャンクション、合流部などでUターンして逆走してしまうパターンが多いです。そこで、逆走を防ぐには、無理にUターンをしないことです。間違えたと思っても、あせらずに走行方向を守り、正しい順路で方向修正をしましょう。

また、サービスエリアやパーキングエリアで間違って入り口側から出ると、逆走してしまいます。これらの中には矢印が出ているので、それにしたがって正しく走行したら逆走を防ぐことができます。

3-3.逆走するドライバーの年齢は?

高速道路で逆走をするドライバーは、どのような年齢の人が多いのでしょうか?

これについては、やはり高齢者が多いです。同じくNEXCOの調査によると、平成23年~平成26年の逆走事故のドライバーのうち、69%が65歳以上の高齢者ドライバーです。次いで30歳~65歳の24%、最も少ないのが30歳未満の7%です。

ドライバーの人数的には30歳~65歳が最も多いでしょうから、割合にすると65歳以上のドライバーの逆走率は、相当高くなるでしょう。
高齢になると、どうしても注意力が散漫になりやすいため、高速道路上で運転をするときには、十分注意深くなる必要があります。

3-4.ドライバーの状態は?

高速道路で逆走事故が起こるとき、ドライバーはどういった状態になっているのかも見てみましょう。

これも同じくNEXCOの調査結果に基づきますが、認知症の疑いがあるものが9%、精神障害が4%、飲酒状態が2%となっています。

このように、何らかの正常な運転ができない要因があるとき、逆走事故が起こりやすくなっていることがわかります。
危険がある場合には運転をしないこと、また周囲に認知症などの人がいる場合には、車を運転させないことが、事故を防ぐために重要です。

4.逆走事故の原因は?

以下では、逆走事故がどのような原因で起こっているのか考えてみます。

4-1.高速道路の場合

まずは、高速道路上の逆走事故の場合です。これについては、今まで考察してきたことから、高齢(主に65歳以上)のドライバーが運転をしているときに、インターチェンジやジャンクションでUターンをして逆走をしてしまったり、サービスエリアやパーキングエリアで出口と間違えて逆走してしまったりしていることが主な要因であることがわかります。
精神障害や飲酒状態などの人も、逆走事故を起こしやすいです。

4-2.一般道でも逆走事故が起こるのか?

一般道でも、逆走事故が起こる可能性はあります。
一般道でも誤って一方通行の道路に侵入してしまうことはありますし、周囲に車がなかったら相当のスピードを出してしまい、突然現れた対向車両と衝突してしまうおそれがあるからです。

5.逆走事故の被害事例

それでは、こうした逆走事故の事例にはどのようなものがあるのでしょうか?以下で具体的なケースをご紹介します。

5-1.2007年の香川県の高速道路上の事故

このケースでは、逆走をしたドライバーが82歳の男性で、病院に行くために車を運転していました。

いつも右折をしていた交差点を過ぎてしまい、「どこかで曲がらないと」と思っている間に間違って高速道路に入り、ETCで料金所を通過して、そのまま本線を逆走してしまったのです。

そして、通常通り走って来た対向車と遭遇しました。このとき、相手の車は男性の車を何とかよけることができましたが、そのまま中央分離帯に衝突してしまい、運転者や同乗者はケガをしてしまいました。
逆走したドライバーは事故後も10キロメートルも走り続け、駆けつけた警察に聞かれても逆走を認めず、「事故も違反もしたことがないし、私は悪くない」と言い続けました。

5-2.2005年の群馬県の高速道路上の事故

このケースで逆走をしたドライバーは、75歳の男性でした。

群馬県内の関越道を、この男性が運転していた軽トラックが逆走していたので、通常通り走行をしていた40代の男性の車が炎上してしまった事故です。

お盆の最中だったので、被害者の男性は、家族を乗せて関越道を運転していましたが、前を見ると突然軽トラックが逆走して突っ込んできました。男性はとっさにハンドルを切って衝突を回避しましたが、男性の車がスピンして中央分離帯にぶつかってしまいました。すぐに煙が充満してきたので、男性や家族は必死で脱出しましたが、その直後、車は一気に炎上したという非常におそろしい事件です。

被害者の子どもたちはショックで夜も眠れなくなりましたが、加害者の逆走ドライバーは、事故があっても止まらずに走り去り、3日後に警察の捜査でようやく判明しました。取り調べに対しては「覚えていない」と説明していましたが、翌日、加害男性は「認知症」の診断を受けて、免許取消処分となりました。

このように、高速道路上で逆走事故が起こると、事故を避けようとした通常の運転者の方がむしろ大きな被害を受けてしまう例が多いので、注意が必要です。

6.逆走事故の対処方法

自分はまともに走行していても、高速道路上でいきなり逆走者が目の前に現れたら、どのような対処方法をとれば良いのでしょうか?

6-1.左車線を走行する

逆走車が高速道路などで走るとき、本線の右車線を走ることが多いです。

これは、本線の右車線が、逆走車にとっては左車線という認識になるためです。

また、逆走しているとき、本人は逆走に気づいていないのが普通ですから、速度としては時速80キロメートル~100キロメートル以上の高速になっています。

200メートル先に逆走車がいることがわかったとして、双方が時速100キロメートルで走行していたら、衝突までの時間はわずか4秒です。もっと近くにならないと、発見できないケースもあるでしょう。そんなとき、急に左車線に寄ろうとしても不可能な場合があるはずです。

そこで、逆走対策としては、追い越し車線である右車線をなるべく利用しないことです。追い越す場合だけ最小限の利用をして、すぐに左側の車線に戻ります。これだけで、逆走相手とぶつかる危険性は相当程度、軽減することができます。

6-2.注意喚起の表示や放送に注意する

次に、逆走車が発見されると、高速道路上の警告板に表示が出ますし、ハイウェイラジオなどでも注意喚起の放送が流れます。そこで、高速道路走行中は、こうした情報に常に気を配り、逆走車が走行中であるとわかったら、いつでも退避や停車ができるようにして、注意深く走行をすることで、リスクを相当程度抑えることができます。

なお、逆走車の表示板などを見たとき、いきなり減速をしたり急ハンドルを切ったりすると、後続車を混乱させて追突事故などにもつながるので、そのような対処をせず、落ち着いて適切な対応を心がけるべきです。

6-3.車間距離をとる

車間距離を十分にとることも重要です。逆走車を見つけたり表示板を見かけたりして、あせって左に寄ろうとしたとき、前に車があると、追突してしまうおそれもあります。
車間距離が空いていたら、あらゆるシーンで余裕を持って対応できるので、事故に遭いにくくなるのです。

高速道路上の運転は、単調で漫然運転になりやすいのですが、逆走事故で酷い目に遭わないためには、注意力を切らさずに慎重に運転を続けることが大切です。

7.自分が逆走しないための対策とは?

「逆走事故を起こすのは、高齢者や認知症の人が多い」

そのように聞くと、「まさか自分が逆走事故を起こすはずがない」と考える人がいることでしょう。
しかし、どのような人でもふとした不注意から逆走事故を起こす可能性はあります。さきほどご紹介したNEXCOのデータによっても、3歳~65歳や30歳以下のドライバーが逆走している事例があります。

そこで、逆走事故を起こさないために、どのようなことに注意したら良いのか、確認しておきましょう。

まず、道路標識や路面標示の進行方向を必ず確認し、守ることです。サービスエリアやパーキングエリアを始めとして、矢印などの標識には注意しましょう。

そして、行き先を通り過ぎてしまった場合や間違えた場合、焦ってUターンをしたり、バックしたりしてはいけません。NEXCOでは、ドライバーが間違わないようにラバーボールを設置したり、逆走車がいることを感知すると、逆走していることを知らせるために発光する表示板などを置いたりして、逆走が起こらないように対処をしています。
自分が走っているときに、何か周囲の様子がおかしいと感じたら、そのまま運転を続けるのではなく、周りをよく見回してみることが必要です。

どのような場合であっても、漫然運転が危険であり事故につながりやすいので、高速道路運転するときには、常に緊張感を持って運転を続けるように心がけましょう。

8.逆走事故を起こした時の刑罰

逆走をすると非常に危険ですし、重大な事故につながりやすいですが、このような危険性の高い逆走運転をしたドライバーには刑罰は科されないのでしょうか?逆走事故を起こした場合の罰則を見てみましょう。

交通事故を起こしたときの罪については、「自動車運転処罰法」という法律において規定されており、具体的には、過失運転致死傷の罪と、危険運転致死傷の罪に分けられます。

過失運転致死傷の罪は、普通の交通事故によって相手を傷つけたり死亡させたりした場合の罪です。法定刑は7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金です(自動車運転処罰法5条)。

これに対し、危険運転致死傷の罪は、故意にも近いような、悪質で危険な運転をしていたことによって交通事故を起こし、相手を傷つけたり死亡させたりした場合の罪です。責任が重いため、もちろん法定刑も非常に重く、人を負傷させたときには15年以下の懲役、人を死亡させたときには最低1年以上の有期懲役です。罰金や禁固の刑はなく、必ず懲役刑となります。

交通事故を逆走する行為は非常に危険ですから、上記のうち「危険運転致死傷罪」が適用される可能性が非常に高いです。
このような刑罰のリスクを考えても、高速道路を運転するときには、絶対に逆走しないように十分注意をしましょう。

9.逆走事故被害にあった時の過失割合

さて、交通事故が起こったら、加害者と被害者の過失割合を決めないといけません。

過失割合とは、交通事故の結果について、加害者と被害者のどちらにどれだけの責任があるかという割合のことです。

加害者が100%とは限らない

被害者であっても、自分の側に過失割合があると、その分相手に請求できる賠償金の金額が減ってしまうため、被害者にとってはなるべく過失割合を減らした方が得になります。
高速道路で相手が逆走していたから交通事故が起こったのであれば、当然相手の過失割合が100%と考えるのが普通でしょう。しかし、実際にはそうとも限らないので注意が必要です。
高速道路上の逆走については、判例タイムズの過失割合の基準において定めがないのですが、一般道の交差点で一方通行違反がある場合の事故についての規定があります。

これによると、一方通行違反の車が80%、違反していない車が20%となっています。

そもそも、相手が逆走していても、被害者の基本の過失割合が20%となっているということです。

しかも、被害者側に過失があると、さらにその割合が上がります。たとえば、被害者が減速していなかった場合には10%の過失割合が足されて30%になりますし、その他の危険運転をしていた場合にも、30%~40%くらいにあげられる可能性もあります。

もう1つ、参考になりそうなケースが、相手がセンターラインを超えてきて事故になったパターンです。この場合には、基本的にセンターラインを超えてきた相手の過失割合が100%となります。しかし、この場合でも、やはり被害者側に落ち度があったら被害者側にも過失割合が認められます。たとえば、前方不注意をしていたら10%程度過失割合が割り当てられますし、酒気帯び運転などがあると、さらに高い過失が割り当てられる可能性もあります。

車道を自転車で「右側走行」の逆走

自転車が右側走行して、自動車と接触事故を起こすことがあります。これも一つの「自転車VS自動車」の逆走事故の1つの形態になります。自転車は、2013年12月から施行されたルールで、右側の路側帯を走行すると、逆走となり刑罰の対象となります。

自動車と右側走行する自転車が接触した場合、基本自転車が弱者保護の対象となりますが、自転車側にも一定の過失責任が発生することがあるという認識を持っておいた方が良いでしょう。

これらのケースから言えるのは、逆走事故の被害に遭ったからといって、相手が全面的に悪い、ということにはならないということです。このことからしても、運転をしているとき、どのような場面でも事故を避けるための対応ができるよう、車間距離を十分に開けて注意深く周囲に気を配り、万全の対策をとっておく必要があります。

10.逆走事故被害の賠償金(慰謝料)はどのくらい?

交通事故の被害に遭ったら、「賠償金がいくらになるのか」について最も高い関心を持つものです。やはり、高額になるのでしょうか?

10-1.被害者がもらえる「賠償金」とは

まず前提として、交通事故の被害者がどのような賠償金をもらえるのかについて、簡単で良いので理解しておきましょう。

一般に、交通事故の被害者は「慰謝料」をもらえる、と理解されていることが多いです。間違ってはいないのですが、不正確です。被害者がもらえる賠償金は慰謝料だけではないからです。交通事故に遭うと、病院での治療費や看護費用、通院の交通費や休業損害なども発生しますし、後遺障害が残ったら、労働能力が失われた分の逸失利益(減収分の損害)も発生します。それに足して、慰謝料が発生するのです。

そこで、交通事故の被害に遭ったら、慰謝料を始めとして、上記のようなお金を全て払ってもらわないといけません。また、慰謝料にも入通院慰謝料と後遺障害慰謝料と死亡慰謝料の3種類があります。

交通事故の被害者が払ってもらえる賠償金は、慰謝料だけではなく治療費や看護費用その他の費用もすべて含んだものですし、慰謝料にも種類があるので、請求する際にはこういった費目を全て合計しなければならないのです。

10-2.逆走事故の賠償金は高額になりやすい

これを前提に、逆走事故の賠償金の問題に話を戻します。

交通事故の賠償金は、事故の結果によって大きく金額が異なります。結果が重大であればその分賠償金も高額になりますし、そうでなければ賠償金は低額です。

そこで、ひと言で「逆走事故」と言っても、実際の事故態様によって大きく賠償金の金額が変わってきます。

たとえば、逆走してきた相手と正面衝突をして、被害者に重大な後遺障害が残ったり死亡したりした場合には、莫大な慰謝料や逸失利益が発生するので、1億円を超える賠償金が発生することもあるでしょう。

これに対し、逆走があっても、お互いが避けることによって車体を少し擦っただけであれば、車の修理代だけになるので、数万円以内に収まることもあります。

ただ、概して言うと、逆走事故の被害額は大きくなりがちです。それは、高速道路上でお互いがスピードを出していることが多く、たとえ正面衝突を避けることができても、被害者が大きくハンドルを切って中央分離帯にぶつかるなどして、結局大けがをしてしまうことが多いためです。

たとえば、逆走事故の被害者がケガをして3ヶ月間入院してその後半年間通院し、7級の後遺障害が残ったら、入通院慰謝料は211万円程度、後遺障害慰謝料は1000万円となりますし、治療費や付添看護費用(1日6,500円)、休業した場合には休業損害、通院交通費、後遺障害逸失利益(事故前の収入やドライバーの年齢によって異なります)などの賠償金が認められます。

こういった費目の計算については、被害者が自分で正確に行うことが難しいので、確実に漏れなく請求するためには弁護士に相談することをお勧めします。

11.逆走事故被害にあったら弁護士相談へ

自動車を運転していると、思わぬ状況に出くわすことがあるものです。

相手がいきなり一方通行の道路を逆走してくることもあり、反対に自分が気づかないうちに一方通行道路に入り込んでいることもあります。
逆走車相手に交通事故が起こったら、結果が重大になりやすく、ときには命を落とす危険もあります。

逆走事故を避けるには、高速道路上であれば左車線を走行することが役に立ちますし、車間距離を開けておくことも大切です。道路上の表示や標識は必ずよく見て、反対方向に入り込まないようにしましょう。逆走車と出くわしても、焦らず減速をして脇によけます。

逆走車相手に交通事故に遭った場合でも、必ずしも被害者側の過失割合が0にならないことにも注意が必要です。こちらが減速していなかった場合や前方不注意、脇見運転や酒気帯び運転などがあると、被害者にも大きな過失が割り当てられる可能性もあるのです。

交通事故に遭わないために、日頃から運転には十分注意すべきですが、万一事故に遭ってしまった場合、適切な金額の賠償金を支払ってもらう必要があります。

交通事故の賠償金は、慰謝料だけではなく多くの費目が含まれていて、それぞれ計算もややこしいので、自分で計算することは難しいですし、相手の保険会社は、損害費目をごまかしてきたり、低額な計算方法を使って賠償菌を減らしてきたりすることも多いのです。

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