無免許運転で捕まったら|罰金や点数や欠格期間について【2023年】
この記事では無免許運転で捕まってしまった方を対象に、無免許運転をしてしまったときの行政処分と刑事処分の内容や、事故の…[続きを読む]
免許の有効期間は3年間または5年間あり、中々更新する機会がないので忘れてしまいがちですよね。しかし、うっかり失効したまま運転していると無免許運転となり罰せられてしまう危険性があります。
この記事では、免許の更新を忘れてしまった方に向けて過ぎてしまった期間別に対処法を解説していきます。
簡単に読めて、それぞれ自分の状況に合った適切な免許忘れに関する手続きができるようになりますので、ご一読ください。
目次
運転免許には有効期限が定められていて、免許保持者は失効する前に更新手続きをすることが求められます。
基本的に、
に免許更新が必要です。
免許更新の時期がくると、更新連絡書のはがきが更新年の誕生日の約1ヵ月前に郵送されてきます。
はがきの内容に従って誕生日の前後1ヶ月の間に忘れずに手続きを済ませるのが理想です。
とはいえ、更新を忘れたまま誕生日後の1ヶ月が過ぎてしまうこともあるでしょう。
そんなときは、更新の手続きをするまで車には乗らないように気をつけてください。
なぜ、免許更新を忘れたまま運転すると良くないのか理由を確認しておきましょう。
更新を忘れたまま誕生日後の1ヶ月を過ぎてしまうと、免許の効力が失われ「失効」ということになっています。
そのため、運転をすると道路交通法において無免許運転に該当しているのです。
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金を課されてしまいます。
さらに、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律では、6条で人身事故を起こした場合、無免許運転だと罰則が重くなると規定されているのです。
うっかりでも免許を失効した状態で事故を起こしてしまうと、懲役刑など重い処罰をされてしまう可能性があるので、注意しましょう。
免許が失効している無免許運転の状態で事故を起こしても、基本的に任意保険は適用されないと考えておきましょう。
相手側への対人・対物などの補償は適用されますが、無免許で事故を起こした側は車両保険の保険金を受け取ることはできません。
免許更新の重要性を理解して頂いたところで、期間別に対処法を確認しておきましょう。
まず、誕生日から1ヶ月以内であればまだ通常の更新が間に合います。
平成14年の道路交通法の改正で、現在の誕生日から前後1ヶ月で更新すれば良いというルールになりました。
細かく言うと、誕生日の1ヶ月後が土日・祝日または12月29日から翌年の1月3日であれば、
その翌日が期限です。
まだ誕生日から1ヶ月以内に当てはまる方は、余裕を持って手続きを済ませるようにしましょう。
免許更新は、誕生日の1ヶ月後までは間に合いますが、それを過ぎてしまったらどうすれば良いのでしょうか。
免許証の有効期限が過ぎた期間が6ヶ月以内であれば、
ともに免除になり、通常通り所定の講習と適性試験のみで免許証の再発行が可能です。
更新の手続きには、新しい免許証を作るのに必要な物を持参するようにしましょう。
以下に記載します。
免許センターまで行ったのに、更新できなかったという事態にならないように忘れずに準備するようにしましょう。
免許更新を忘れて経過してしまった期間が1年を超えてしまった場合、
で異なりますので、それぞれ説明します。
免許の有効期限から6ヶ月経ってしまった場合は、免許取得に必要な試験が免除されなくなってしまいます。そのため、新たに運転免許試験を受けなければなりません。
人によっては再び勉強をする必要があったり、仮免技能試験に数日費やす方もいるようなので、とても手間が掛かります。
やむを得ない事情で6ヶ月が経過して免許を失効させてしまった場合は、所定の講習と適性試験のみで再取得ができます。ただし以下の条件があるので注意しましょう。
また、やむを得なかった事情を証明するものを求められることがあります。
例えば、
などです。
長期の海外滞在で免許が切れてしまう場合は、事前に申請して期間前更新も可能なので覚えておくと良いでしょう。
免許更新を忘れて失効になってしまうと、新しく免許を取り直すことになります。
そのため、ゴールド免許ではなくブルー免許に変更です。
ブルー免許になってしまうと、
といった手間が掛かるので、忘れないように気をつけましょう。
免許更新を忘れていて、再取得するための失効手続きにはどれくらいの時間や費用が掛かるのでしょうか。実際に行く前に確認しておきましょう。
失効手続きをするためには、所定の運転免許センターへ行って登録作業や、講習を受ける必要があります。
受付の時間も午前・午後で細かく決まっていることが多いので事前に調べてから行くのがおすすめです。
写真撮影や講習など、混雑状況にもよると思いますが約3~4時間は掛かると思っておけば良いでしょう。
また、再取得には費用も掛かります。以下が普通免許と原付の場合の費用です。
免許の種類 | 運転免許取得方法項目 | 手数料 |
普通一種 | 特定失効 | 2,050円 |
免許試験 | 2,400円 | |
小特・原付 | 特定失効 | 2,050円 |
免許試験 | 1,650円 |
引用:全国運転免許センター
それでは、免許更新の手続きをするとき例えば東京や神奈川ではどこで手続きをすれば良いのでしょうか。
東京在住の方で免許失効手続きをするには、以下の場所で可能です。
神奈川県在住の方で免許失効手続きをするには、神奈川県運転免許試験場(横浜市)まで行きましょう。
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「免許更新を忘れたらどうする?1ヶ月以内なら間に合う?対処法を徹底解説」を致しました。
免許更新を忘れてしまったら、この記事を参考に慌てずに対処しましょう。