バイク事故で足切断の後遺症慰謝料の徹底解説2018年度版

半身不随で重傷事例。脊髄損傷や意識不明、寝たきり・・・怖いバイク事故

交通事故で激しく衝突した場合、足に重傷を負うケースというのは決して少なくありません。例えばバイク事故などで不運にも足を切断されてしまうような後遺症が残る悲惨な人身事故も実際に起きています。

バイク事故の場合、道路で放り出されてしまうと車で事故を起こした場合より重い事故になりがちです。半身不随や脊椎損傷、意識不明、脳に対する怪我・・・。

今回は特に争点となりやすい「労働能力喪失率」「逸失利益はいくらか」「慰謝料はいくらか」「義足」問題について事例を見ながら解説します。

万が一バイク事故などで足を切断してしまった場合、後遺症慰謝料などはどうなるのでしょうか。

バイク事故の被害者は後遺障害認定される

交通事故によって足を切断した場合は、それを以て後遺障害に認定されます。

例えばむち打ち症や椎間板ヘルニアなどの神経症状の場合は、レントゲンやCTなどの画像検査による他覚的所見が得られないことも多いため、後遺障害認定において非常に争いとなりやすいのです。

足を切断した場合、つまり欠損傷害については、画像所見によってその後遺障害の存在は明らかであることがほとんどのため、等級認定をめぐってあらそう事例はほとんどありません。

これは身体の重傷の欠損傷害に限らず短縮傷害においても同じ事が言えます。また、後遺症となる欠損傷害については人身事故との因果関係が客観的にもほぼ明らかなため、そこを争う事もほとんどありません。

片足、両足の切断事故(片足・両下肢切断)の慰謝料相場

足の切断については、その程度に応じて下記の重傷な後遺障害に認定される可能性があります。

  • 後遺傷害1級5号:両下肢をひざ関節以上で失ったものこの場合の想定される後遺障害慰謝料は、裁判基準で2,800万円程度と値段が高額です
  • 後遺傷害2級4号:両下肢を足関節以上で失ったもの具体的に言うと、膝関節と足関節との間で切断した場合と脛骨及び腓骨と路骨とを離断した場合に認定されます。後遺障害慰謝料は裁判基準で2,370万円程度です。
  • 後遺傷害4級5号:1下肢をひざ関節以上で失ったもの片足のみの切断でも認定がされます。後遺障害慰謝料は裁判基準で1,670万円程度です。
  • 後遺傷害4級7号:両足をリスフラン関節(足の甲のあたり)以上で失ったものこの場合の後遺障害慰謝料も上記と同じく1,670万円程度です。
  • 後遺傷害5級5号:1下肢を足関節以上で失ったものこの場合の後遺障害慰謝料は裁判基準で1,400万円程度です。
  • 後遺傷害7級8号:1足をリスフラン関節以上で失ったものこの場合の後遺障害慰謝料は裁判基準で1,000万円程度です。

以上が足の欠損傷害によって認定される後遺障害となります。 なお、機能障害はあくまで足の機能に障害が残る場合であり、欠損障害のように切断されていない状態のことを言うため、後遺障害認定においては欠損障害よりも争いやすい傾向にあります。

後遺障害1級、2級・・・労働能力喪失率・逸失利益・損害賠償

ポイント1:労働能力喪失率 足の切断において争いとなりやすいのが「逸失利益」です。すなわち、足の切断による「労働能力喪失率」を何パーセントとして認定するのかという問題です。

過去の判例、事例などから考えると、後遺障害認定の1級または2級に該当する両足の切断については、おおむね100%~92%の労働能力喪失率が認定され、逸失利益が支払われる可能性が高いと言えるでしょう。

ただし、被害者の仕事内容によっては、大きな減収に繋がらない場合などもあるため、これよりも低い労働能力喪失率が認定されることもあります。

このように、労働能力喪失率をめぐっては、事実上減収が生じているかがたびたび問題となります。

場合によっては、被害者の血のにじむような努力によって、減収がほとんど発生していないようなケースもあります。事例によれば、このように実際に減収が発生していない場合においても労働能力喪失率が認められることもあるようです。

なぜなら、今減収がなかったとしても、欠損障害の場合は、将来的に減収が発生する恐れがあるからです。

最新の義足の値段は高い。陸上ランナーやアスリート生活とは

バイク事故で足を切断し重傷となった後遺症被害は物理的なことだけでは終わらず、社会へ復帰するまで心のショックを直せず悩まれる方がたくさんいます。しかし下肢を切断してもその義足生活の中で希望を与えてくれる方々がたくさんいます。それは陸上ランナーやアスリート生活を送る人々です。また「義肢装具士」というお仕事をされる方もいます。

それが義足費用です。義足は非常に高額な医療器具であり、その耐用年数は部位や素材などによっても変わりますが、およそ1.5~5年程度と言われているため、一定周期で交換をしなければなりません。

つまり、人身事故発生から被害者の平均寿命にみつるまでの期間において、常に一定周期で高額な費用が発生する事になるのです。足切断の損害賠償においては、必ずこの義足費用はいくらかについても請求項目に盛り込まなければならないのです。

では具体的に重傷の場合どの程度の金額になるのでしょうか。

慰謝料相場より高い義足の値段判例。ソケット・フォームカバー事例etc

 

具体例:京都地判平成14年10月3日

両足の切断によって2級4号が認定された当該事案において、義足それ自体は骨格構造であるとして交換不要と認定されましたが、足部については1.5年の耐用年数で余命20年、計13回の交換が必要と認められ、980万265円が認定されました。

さらにこれだけでは終わりません。値段がするソケットの耐用年数は1年であり、これを20回交換し609万9125円、フォームカバーの耐用年数はもっと短く半年のため20年間で149万5314円が認定されました。

つまり、足の切断による後遺症のための義足等の交換費用だけでなんと1,739万4704円にもなるのです。このように、足を切断するに至った場合は、慰謝料に匹敵するほど高額な義足関連費用がかかるのです。

 

足の切断などの欠損障害は、「労働能力喪失率」と「義足」の問題について加害者側と激しく争うことがあります。そのため、万が一このような境遇に立たされてしまった場合は、出来る限り早めに下肢切断の逸失利益や交通事故に強い弁護士に相談しましょう。

本サイトでは、バイク事故の裁判や示談交渉に詳しい、交通事故に強い弁護士を多数掲載しておりますので、お近くの弁護士、もしくは、全国対応の高度な後遺障害認定にも対応できる弁護士事務所に、「治療方針」や「後遺障害認定」や「加害者との示談交渉」に関して、相談してみることをお勧めいたします。

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