追突事故の行政処分!点数・罰金・運転免許の減点まとめ【2018年度版】

追突事故の行政処分!点数・罰金・運転免許の減点まとめ【2018年度版】

もしも追突事故の加害者になってしまった場合、どのように点数が減点(加点)されるのでしょうか?

  • いくら罰金が課されるのか?
  • 警察からいつ点数の通知が来るのか?
  • 出頭する必要はあるのか?
  • 免停通知は来るのか?来ないのか?

ここでは、このような「追突事故の行政処分」について解説します。

1.追突事故の点数・罰金が決定方法

まず、初心者にありがちな誤解を解きます。

実は、点数・罰金の決定方法について、「追突事故」だから2点減点・4点減点・6点減点になるわけではなく、また「追突事故」だから罰金が5万円、10万円、20万円、30万円になるわけでもありません。

追突事故では、以下のようなさまざまなファクターが付加されて、点数・罰金が決定されます。

  • 事故が起きた原因は何か?
  • 加害者が何をしていて事故となったのか?
  • 被害者に「怪我」はあったのか?

よく減点される原因となるのは「過労運転」「居眠り運転」「脇見運転」「前方不注意」です。これらは道路交通法上では「安全運転義務違反」となって、2点減点されます。

罰金(この場合は反則金と言います)は、トラックやバスなど大型の車が追突した場合は12,000円、普通車の場合は9,000円、バイクなどの2輪車の追突事故は7,000円、原付が6,000円です。

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すべての交通違反の中で見ると、うっかり一時停止違反をしてしまったり、うっかり免許不携帯をしてしまったりしても、点数や罰金はあまり高くありません。

罰金・点数が大きく課されるのは「被害者が怪我をした場合」、つまり人身事故扱いになった場合です。
そのことについては、次で見ていきましょう。

2.被害者の怪我(治療期間)で、加害者の点数や罰金が変わる?

被害者の怪我(治療期間)で点数や罰金が変わるって本当?

被害者が物損事故から人身事故へ切り替えるために、病院で発行してもらった診断書を警察に提出した場合、加害者に課せられる罰金や点数は大きく変わってきます。
そこから、加害者が被害者に「物損事故にできないか?」、「免停や免許取り消しは勘弁してほしいから、診断書は出さないで」という問題がある依頼をするケースもあります。

ただ、交通事故の怪我は後遺症が怖いので、被害者の方は人身事故として処理を進めて治療を十分に受ける必要があります。

どちらにしろ、通常の場合は、被害者が提出した「交通事故診断書」によって、点数と罰金が決定します。

治療期間・日数点数罰金
15日未満3点(2点)12万円~20万円
15日以上 30日未満6点(4点)15万円~30万円
30日以上 3ヶ月未満9点(6点)20万円~50万円
3ヶ月以上・後遺障害あり13点(9点)30万円~50万円

※()の中の点数は被害者にも過失があった場合です。追突事故の場合、過失割合は10対0の場合が多いですから3点、6点、9点、13点になるとみたほうが良いでしょう。
しかし、時折、追突事故で過失割合が10:0にならない場合もあります。詳しくは以下の記事をお読みください

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3.被害者に怪我がない場合の追突事故

追突事故といえば、首のむち打ち症状が非常に起こりやすい事故です。しかし追突したにも関わらず、幸い相手にまったく怪我がなく、車の傷・へこみだけで済んだ場合はどうなるのでしょう?

結論から言うと、人身事故にならず「物損事故」の場合、点数は減点されませんし、罰金もありません。また、免停もありません。
そして、被害者に支払う車の修理代も「自分が加入している任意保険会社」に連絡さえすれば、示談も保険会社が代行してくれます。

しかし、物損事故でも点数が減点される場合があるので、注意が必要です。

よくあるのが「駐車場内での当て逃げ」です。隣の車のドアに傷が入ったり、へこみを入れたりして、当て逃げしてしまう事案です。(詳細は、当て逃げをした方向けの記事をお読みください)

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また、赤切符を切られるような「6点以上の重大な違反」の場合、物損事故でも点数は減点されます。
※よく誤解されがちですが、物損事故であっても「警察への連絡」は怠らないようにしましょう。「後日」であっても警察への届け出は可能です。加害者は警察へ事故報告する法的な義務があります。

事故が起きたら、「相手が怪我をしていないか?」を確認します。怪我をしていれば、救急車へ連絡します。また、警察に連絡がし、最後に、保険会社にも連絡します。

4.交通違反をした場合の追突事故の刑罰

以上では、通常の追突事故の場合の違反点数・罰金を見てきましたが、さらなる大きな違反があります。

それは、スピード違反(一般道で30キロ以上、高速道路なら40キロ以上)、信号無視、無免許運転、酒酔い運転、酒気帯び運転で追突事故を起こした場合です。これらは、ほぼ一発で「免許停止」「免許取り消し」になる事故です。

こうなると、点数・罰金だけではなく、裁判所・検察庁に起訴される可能性もあります。

また、違反点数や罰金の詳細ですが、基本的には単発で赤切符を切られる時の罰金・点数と同じです。

5.人身事故の罰金・免停・点数の通知時期

最後に、人身事故を起こした場合の警察からの「通知」について解説します。

これは、一般的には10日から1ヶ月と言われていますが、事情により大幅に遅れて届く場合があるようです。

また、被害者・加害者・警察間のやり取りに行き違いが生じて、そもそも自分が考えている点数や罰金が加点されていない場合があります。こればかりは自分で実際的に確認しないと分かりません。

※追突事故の加害者の方は、自分が加入している保険会社の担当者と相談して、進めてください。弁護士事務所は被害者相談が中心です。
※あいにく追突事故の被害に遭われた方は、過失0の場合、ご自分が加入している保険会社に代理交渉してもらえませんので、弁護士費用特約という保険を利用して、示談交渉を交通事故に強い弁護士に相談し依頼することをお勧めします。弁護士費用特約は、自己負担0円で弁護士依頼が可能となります。保険料も上がりませんので、被害者にメリットが大きいため、ご自分の任意保険をお調べすることをお勧めいたします。

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