後遺症か!?追突・交通事故後から首の痛み!(頭痛・腰痛・むち打ち症)

img_after_accident_aches_ver1.0

交通事故の場合、その場では特に怪我や症状がでないことがあります。

事故が発生した直後は、ご自身の怪我のことにまで、頭が回らず、その怪我がすぐに後遺症(後遺障害)、高次脳機能障害や記憶障害にまで発展するとは考えていません。

しかし、事故から2、3日たった後、遅い場合は、1週間後、1か月後に、

  • 「頭痛い・首が痛い・腰が痛い」
  • 「偏頭痛や下痢や鼻血、肩こり、筋肉痛のような痛み、体調不良あり」
  • 「耳鳴りや微熱発熱、吐き気を感じる。脳内出血していないか」

など違和感を感じ始めることがあります。

落ち着いた頃、後になって首の痛みや、その他の箇所に後から痛みが突然やって来るのです。

交通事故後、少し経過してから痛みを感じて病院で検査して、その後、後遺症にまで発展することはあります。

そんな隠れた後遺症になりがちな傷害の種類と、正当な慰謝料・診断書(警察・保険会社に提出用)をもらうための対処法を解説して参ります。

1.吐き気・めまい・背中の痛み→むち打ち症状による違和感

3大傷害の種類その1、最初に最も多い後遺症は

むち打ち症、または頸椎捻挫(けいついねんざ)です。

追突事故によくある症状として、首の「むち打ち症」があります。

むち打ち症とは、正式名「外傷性頸部症候群」や「頸部捻挫」「頸椎捻挫(けいついねんざ)」などと表現します

車の事故だけではなく、バイク事故や自転車事故でも起こりえます。

たとえば追突事故の場合、体はシートベルトに固定されていますが、首については追突された衝撃によってムチがしなるように体とは別方向に強く振られる形となり、これが首に強い負担をかける事になります。

むち打ちの後遺症認定は難しい

むち打ちを本人が自覚するまでに何日後かといいますと、長い人で1週間以上かかる場合もあるため、事故との因果関係を争われることもしばしばあります。

万が一追突事故にあった場合は、必ずその日か翌日には病院で診察を受け(たとえ首の痛み、背中の痛み、頭痛がせず、むち打ち症状がなかったとしても)、レントゲンを撮ってもらいましょう。微熱や発熱がある場合ももちろんです。

なお、レントゲンで異常がなかったとしてもそれで安心してはいけません。後遺症になる可能性はあります。

しかし、むち打ち症は厄介なことに、客観的にはなんの異常もみられないのに、本人にだけ頭痛、吐き気、めまい、しびれ、首の痛みなどの自覚症状があることが多く、裁判上も「むち打ち」を、どこまで慰謝料として考慮するかという点が争点となります。

重要なことは、例えレントゲンで異常がなかったとしても、自覚症状があるのであれば、必ずその旨を詳しく診断記録や診断書に記載してもらうということです。そうしないとむち打ちが後遺症認定が難しくなり、認められる確率が減り、もらうべき正当な慰謝料ももらえなくなります。

関連記事
むちうちの慰謝料相場
交通事故むち打ち!慰謝料相場と治療リハビリ通院期間が長いと増額
交通事故に遭うと、むち打ちの症状が出ることがあります。 「むち打ちの慰謝料」には入通院慰謝料と後遺障害慰謝料があり、…

保険会社とのやり取りに注意

追突事故の場合は、過失割合は、基本被害者側が0で、相手加害者が10になる、10対0の過失割合の事故というのが基本です。

その場合、保険会社の担当者による無理な主張で、過失を認めさせようとさせます。例えば、

  • 不必要な急ブレーキをした
  • クラクションを鳴らして逆追突を防止しなかった
  • 被害者の車は完全に停止していなかった

などです。過失割合も正当に主張しないと十分な慰謝料を獲得できない可能性があるわけです。

2.追突事故で打撲!ヘルニアで首痛い・腰の痛み発症

3大傷害の種類・その2は、

椎間板ヘルニアです。

バイクや自転車、車に乗ってて、偶然事故によって強い衝撃が加わると、椎間板が本来ある位置からずれてしまい、背中の痛み・腰に違和感や痛みで吐き気を感じることもあります。

これが、椎間板ヘルニアです。

人の背骨には一本の脊柱(脊椎)が走っています。そして首の部分を頚椎(けいつい)・腰の部分を腰椎(ようつい)と言い、そこにある骨と骨の間にある円板状の軟骨を「椎間板」といいます。

首を痛めた場合は「頚椎椎間板ヘルニア(けいつい・ついかんばん)」「腰椎椎間板ヘルニア(ようつい・ついかんばん)」という名称で呼ばれています。

事故直後は背中の痛みも頭痛もないしめまいもしない吐き気もしないし、出血等がない場合も多く、外見的には異常がないように見えます。

場合によってはその場でぎっくり腰に近いような状態になる場合もありますが、事故直後は警察との対応に追われてしまい、気持ちを張っているためか気がつかない人もいます。

しかしこの背中の痛みが、後で痛み始め、後遺症にまで発展する可能性があるのです。

人身事故でのヘルニア症状の注意点

ヘルニアの厄介なところは、万が一気がついて病院で診察してもらっても、レントゲンなどの画像で判別できない場合があります。

なお、もし万が一完治せず、後遺症や後遺障害として残った場合、後遺症認定されるためには、単なる背中の痛みだけではダメで、画像などの証拠と、それによって神経が圧迫されていることを証明する必要が出てきます。

その点、医師ともしっかり話し合って警察・保険会社等に提出する診断書を書いてもらいましょう。

因果関係・持病(既往症)についても注意

たとえば腰痛症状の場合、そもそも事故にあう前から、腰に異常がなかったかについて問われます。

「背中の痛みは事故と因果関係がないでしょう?」と保険会社から詐欺や仮病扱いされる場合があるのです。

本当にもともと腰痛症状など持病持ちの方の場合、事故によって症状がどのように変化したかなど、細かな診断記録が必要です。

正直に医師に話して警察・保険会社に提出する診断書をもらって、後遺症認定を目指しましょう。

交通事故後で痛みが強くなる前に早めに、事故直後にすぐ見てもらって下さい。

関連記事
low back pain, strained back, slipped disk, medical abstract concept
椎間板ヘルニアになった場合の後遺障害等級と請求できる損害賠償金額
交通事故に遭うと、さまざまな後遺症が残ることがありますが、中でも「椎間板(ついかんばん)ヘルニア」になってしまうケー…

3.病院で高次脳機能障害・記憶障害が発覚

3大傷害の種類・その3は

脳障害(高次脳機能障害)です。

事故によって一瞬で強い衝撃を受けると、めまい・頭痛・腰痛だけで終わらず脳に症状が発生することがあります。

おもに、次のような症状が起こりえます。

  • 記憶障害
  • 感情障害
  • 注意障害

すべて高次脳機能障害の可能性があります。重度のもの・後遺症になると社会生活もままならない程深刻な場合もあります。

ただ、人によっては頭痛・頭の痛み・腰痛もなく自覚症状が出ない場合や、出たとしても事故前との違いが少ないため、家族にすら気づかれない場合もあります。

例えば、事故で脳に加わった衝撃のせいで、事故前と「性格が変わってしまった」という事例もあるのです。

「物忘れが多くなった」、「ミスが多発」、「感情が不安定」などは脳障害・高次脳機能障害の可能性があります。

ただ首の痛みがする。それだけで放置する被害者の方が多数おられますが注意が必要です。

頭痛、熱、気持ち悪い、首が痛い→高次脳機能障害の可能性

繰り返しになりますが、次に該当する場合は高次脳機能障害の可能性あります。すぐに医師の診断を受けましょう。

  • 物忘れがひどくなった。
  • 仕事でミスが多くなった。
  • 自分で計画を立てて、効率よく動くことができない。
  • 欲求がコントロールできない。

日本では高次脳機能障害は、まだまだ単純な腰痛や頭痛系が得意な医師と比べ、専門の医師が少ないため、専門外の医師が診察しても事故との因果関係を立証できない場合もあります。

つまり担当医によっては、後遺症・後遺障害が認められないおそれが発生するのです。

万が一事故後、これらの症状、また頭痛・頭の痛みが発覚したら、すぐに交通事故に強い弁護士に相談し治療方針も含め今後の対策・警察・保険会社に提出する診断書関係・後遺症認定について考えましょう。

後から痛みが出る前に病院に行って、すぐ対処をしましょう。

関連記事
脳
高次脳機能障害とは?脳挫傷で記憶障害の後遺障害
交通事故に遭って脳に損傷を受けると、高次脳機能障害という症状が出てしまうことがあります。高次脳機能障害になると、日常…

4.病院で必ず診断書もらう

以上、交通事故で起こりがちな3種の症状を解説して参りました。

このように、事故による傷害はご自身の感覚や他人の目だけで確認できるものではありません。

後から痛みが来て、後から後遺症がやってくるのです。吐き気、偏頭痛や下痢や鼻血、筋肉痛のような痛み、体調不良などもあるかもしれません。

そのため、例え軽い物損事故、バイク事故、自転車事故だったとしても、めまい・頭痛・腰痛がなかったとしても、必ず整形外科などの専門外来で診察を受け診断書をもらってください(むち打ちは病院の何科?と聞いてくる方がいますがひとまず整形外科を受診してください)。

もしもすでに警察に物損事故で処理していたら、診断書をもって人身事故に切り替えることも重要です。

また診断書のメリットとして、のちに症状が突然現れたとしても、診断記録がしっかりと残っていれば加害者側に対して主張がしやすくなります。

なお、マッサージや接骨院を受診すると、あとから保険会社に後遺症の慰謝料・通院費・治療費として請求が難しくなる可能性がありますので、必ず医師の診察を受けるよう心がけてください。

高次脳機能障害、記憶障害、脳内出血になって治療打ち切りだとかお金がまったく入らない状況になったり、首が痛い、背中の痛みがずっと続くこともありますので心当たりのある方は、今すぐ交通事故に強い弁護士に相談して下さい。

関連記事
診断書を書く医師
交通事故(人身事故)診断書と同意書とは?必要な場面と注意点解説
交通事故に遭って怪我をしたら、病院にかかって治療をしてもらうことになります。 このとき、事故が起きてすぐの段階で診断…

交通事故に強い弁護士が無料相談いたします

保険会社任せの示談で後悔しないために、今すぐ弁護士にご相談ください。治療に専念、慰謝料を増額できる可能性があります。
交通事故に関する専門知識をもつ弁護士に相談することで、以下のような問題の解決が望めます。

  1. 保険会社から治療費の打ち切りを迫られている
  2. 過失割合に納得ができない
  3. 適正な等級認定のため後遺障害申請サポートしてほしい
  4. 保険会社との示談交渉が面倒、保険会社の態度が悪い
  5. 保険会社が提示した慰謝料が適正な金額かわからない

交通事故に強い弁護士に相談することで、これらの書類の準備や交渉の負担がほとんどなくなります!弁護士に任せて頂ければ、被害者の方は安心して治療に専念できます。
1つでも当てはまる方は1人で悩まず、今すぐ弁護士に相談しましょう。

弁護士法人ALG&Associates
弁護士法人ALG&Associates
 現在営業中( 本日9:30~20:00 ) ]

土日の電話受付対応。初回相談料・着手金 無料!弁護士報酬は後払いです。

土日の電話受付対応。初回相談料・着手金 無料!弁護士報酬は後払いです。

保険会社の対応に疑問を感じた方、今後の流れに不安のある方は全国対応の弁護士法人ALGへ。積極的な知識の研鑽とサポート体制の充実を図っています。
 現在営業中( 本日9:30~20:00 ) ]
お電話でのお問い合わせはこちら
050-3542-6232
[電話受付]平日 9:30~20:00 土日祝 9:30~18:30
電話する 弁護士詳細情報はこちら
都道府県から交通事故に強い弁護士を探す
この記事が役に立ったらシェアしてください!