玉突き事故の責任と保険、過失割合。被害者が知るべきこと。

玉突き事故とは

玉突き事故とは、最後部車両の追突をきっかけとしてその反動で前方の車が次々とその前方の車に追突していく、複数車両による事故を言います。

夏休みになると、中国道や名神高速でよく玉突き事故が置きており、また、お隣韓国ではつい最近100台を超える玉突き事故もありました。

こういった玉突き事故の場合、責任の所在(過失割合)はどうなるのでしょうか?最後尾の車が全責任を追い、ひとりで保険から慰謝料を全員分支払うのでしょうか?それとも一番前の車の責任もあったりするのでしょうか?

1対1の事故とは違って過失割合やお金(保険金、慰謝料、損害賠償金)が、一見複雑に絡み合ってきそうですが・・・

玉突き事故の過失割合は追突事故を基準

玉突き事故も、もともとの原因は「追突事故」です。

そのため、原則的には追突事故の過失割合が適用されます。追突事故の過失割合は、加害者:被害者=100対0で、すべて追突した側の責任となります。

ですから複数台が絡む玉突き事故の場合も、同様に最後部に追突した加害者が100%の過失を負う事となります。つまり、追突した車は、その前方の被害車両全てに対して、100%の損害賠償義務を負い、慰謝料や示談金を支払います。まず、これが原則論です。

玉突き事故の責任、10対0が覆るケースがある

(誰が悪い?)
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では次に、先ほどの原則論が覆る具体的ケースを検証していきたいと思います。ここから先は、過失割合の考え方の原点である、「誰に過失があるのか」に注目しながら見ていきましょう。

高速道路上の玉突き事故

玉突き事故は、高速道路上で発生する事もしばしばあります。では、高速道路で停車中に追突され玉突き事故となった場合はどうなるのでしょうか。

高速道路上の駐停車は禁止

そもそも、高速道路上では自動車の駐停車は法律(道路交通法第75条の8)で禁止されています。ですから、高速道路で何らかの理由で車を停車させていて後ろから追突されたとすると、被害者側にも一定の過失が認められる余地があります。

渋滞の最後尾に後続車両が追突

つまり、高速道路上での駐停車、および極端な減速などは、一般道に比べ被害者側に対する見方が厳しくなるのです。ですが、玉突き事故が発生する状況というのは、ほとんどの場合「渋滞」が発生しているケースです。つまり渋滞の最後尾に後続車両が追突する事で発生します。

渋滞で停まっている事自体には本人に過失がありませんから、この場合追突すれば加害者は100%の過失割合を負うでしょう。

但し、事故が夜間で、追突された車が無灯火であったり、ハザードランプを点灯させていなかったような場合は、被害者に対して過失割合を主張する事は可能でしょう。

急ブレーキが原因の玉突き事故

もうひとつあります。先頭からXが停車中、その後ろのYが急ブレーキをかけて、その結果Zから追突され、その勢いでYもXに追突した場合です。

Yの急ブレーキが不用意なものであれば、過失割合はX:Y:Z=0:30:70となり、急ブレーキを踏んだYにも3割の過失が認められます。

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玉突き事故の保険

基本的に過失割合は加害者側の保険会社が勝手に決めます。勝手に決めるのでトラブルが良く起きます。しかし被害者側は交通事故の保険について知識がない場合が多く、保険会社を信頼していたり、そこに問題意識が向かわないので、何もトラブルが置きないまま、保険から少額の慰謝料・示談金だけもらって解決します。

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